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育てる一年へ。——2026年 今年の抱負!

TOM JAPAN 北島未菜

2026年も未来に向けた実験を大胆に繰り広げる100BANCH。メンバーたちの抱負をリレーエッセイでつないでいく新春特別企画「2026年 今年の抱負!:馬九行久(うまくいく)」。

今日の執筆者は、障害のある当事者(Need-Knower)の困りごとに応じた支援機器を共創し、誰もが快適に過ごせる世界の実現を目指す、TOM JAPANの北島です。

2026年、TOM JAPANは「育てる一年」にします

TOM JAPANの北島です。
2025年、本当にたくさんの方に支えていただきました。学生、専門職、企業、そして当事者(Need-Knower)のみなさん。関わってくださったすべての方に、心から感謝しています。
TOM JAPANはこれまで一貫して、「困りごとを真ん中に、当事者とともにつくる」という姿勢を大切にしてきました。

2026年は、その姿勢をさらに一歩進めて、「育てる」ことをテーマにした一年にします。

 

2025年は、「芽が出た一年」だった

2025年を振り返って、まず思い浮かぶのは、芽が出た一年だった、という感覚です。特に大きかったのは、100BANCHという場所との出会いでした。実験していい、失敗していい、問い続けていい。そんな場所に出会えたことで、TOM JAPANにとっても、私自身にとっても、心の拠り所ができた一年だったと思います。

この一年で、

・東京支部が立ち上がり、活動エリアが広がった
・支援機器アイデアソンやワークショップを各地で開催した
・学生、専門職、企業、当事者(Need-Knower)との新しい接点が生まれた
・コンテストやピッチ、展示など、外にひらかれた場にも挑戦できた

「困りごとを真ん中に、誰かと一緒につくる」というTOM JAPANの軸が、少しずつ外に伝わり始めた一年だったと感じています。

 

走りながら、問いが生まれた一年

2025年は、つくりながら走る一年でもありました。やってみたいことを形にし、人に声をかけ、場を立ち上げる。その一方で、走り続ける中で、こんな問いが浮かんできました。

・この関係性は、次につながっているだろうか
・この学びは、積み重なっているだろうか
・TOM JAPANは、続いていける形になっているだろうか

「つくること」はできている。でも、それを育てるところまで手が届いていただろうか。この問いこそが、2026年のテーマにつながっています。

 

2026年は、「育てる一年」にする

2026年、TOM JAPANは、量やスピードよりも、深さと持続性を大切にします。

・一度きりのイベントではなく、続いていく関係性を育てる
・アイデアを出して終わりではなく、学びとして育てる
・関わる人が「また戻ってきたい」と思える場を育てる

2025年に芽吹いたものを、2026年は、ちゃんと根づかせる一年にします。

 

「1の困りごと」を育てる

TOM JAPANが大切にしてきたのは、たくさんの課題を一気に解決することではありません。目の前にある、「たった一つの困りごと」を、当事者(Need-Knower)とともに見つめ、対話し、試しながら育てること。

そのプロセスは、

・学生にとっては、学びを「自分ごと」にする時間になり
・専門職にとっては、実践を言語化する機会になり
・次の共創への種になっていく

2026年は、この「1」を大切に扱う姿勢そのものを、より意識的に育てていきます。

 

人と場を、育てる

2026年は特に、人と場の育成に力を入れます。

・学びながら関われる学生プログラム
・専門性を持ち寄り、試行錯誤できるワークショップ
・Need-Knowerが安心して語り続けられる関係性

TOM JAPANは、「一度きり」ではなく、関わり続けられる共創の場を育てていきます。

 

TOM JAPAN自身を育てる

そしてもう一つ。2026年は、TOM JAPANという組織そのものを育てる一年です。

・役割を整理し、無理なく回る仕組みをつくる
・想いが属人化せず、次につながる形にする
・続けるための基盤を、少しずつ整える

情熱だけに頼らず、でも情熱を失わない。TOM JAPANを、「続いていく存在」に育てていきます。

 

2026年の抱負

2026年の抱負は、シンプルです。急がず、諦めず、育て続けること。2025年に芽吹いたものを、2026年は時間をかけて育てる。そして、イノベーションで快適に過ごせる世界をつくる。

法人化という新しいフェーズにも挑戦しながら、TOM JAPANはこれからも、当事者とともに、問い、つくり、育てていきます。

 

デジタルDIYの場で、次の一歩を

そんな「育てる一年」のはじまりとして、TOM JAPANではびょういんの2階でデジタルDIYのイベントを開催します。むずかしい専門知識は必要ありません。デジタルツールに触れながら、「できるかもしれない」を試してみる場です。病院という新たな場所で、デジタルとの融合により、困りごとから価値をつくることを考えられると幸いです。

ぜひ、デジタルDIYの場でお会いできたら嬉しいです。

 

メンバーたちの抱負をリレーエッセイでつないでいく新春特別企画「2026年 今年の抱負!:馬九行久(うまくいく)」をお届けしています。他のメンバーによる記事は以下のリンクからご覧いただけます。若者たちの熱や未来への兆しをお楽しみください。

https://100banch.com/magazine/resolution2026/

 

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