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二つの世界をうまいことつなぐ。——2026年 今年の抱負!

soma no base /100BANCH事務局 西来路亮太

2026年も未来に向けた実験を大胆に繰り広げる100BANCH。メンバーたちの抱負をリレーエッセイでつないでいく新春特別企画「2026年 今年の抱負!:馬九行久(うまくいく)」。

今日の執筆者は、「土砂災害の起こらない森づくり」を目指すsoma no baseの活動をしながら100BANCH事務局としても活動する、西来路亮太(らいらい)です。

2拠点暮らしが羨ましがられる理由

明けましておめでとうございます。100BANCH GARAGE Program 26期 ソマノベースのメンバーらいらいです。

ソマノベースは、2019年に100BANCHに入居し、「土砂災害の起こらない森づくり」を目指して、様々な林業や森林の課題の解決に取り組んでいます。

そして、2024年の4月から100BANCH事務局の一員としても活動し、月に1回行われる100BANCHメンバーたちの交流イベント「MEET UP!」を主に担当しています。

月の前半は100BANCHがある渋谷にいて、後半はソマノベースの拠点である和歌山にいるというすごくインタレスティングな過ごし方をしてるなと自分でも思います。飲み会でも話のネタになります。都市と地方の暮らしの違いとかをそれっぽく話したりして。

渋谷と和歌山を行き来していると、東京の人たちからは「リフレッシュできる場所がすぐ近くにあるって羨ましいですね」、和歌山の人たちからは「いろんなもんあって退屈せえへんやろ?」と言われることがたくさんありました。

それは確かにそう思うけど、本当にいいことはそこじゃない。

 

吸って吐く循環の間に立つということ

東京渋谷、とりわけ100BANCHは「情報のジャングル」。

みんないろんな格好で、いろんな仕事をしていて、自分の「好き」を信じて突き進む人たちが文字通り溢れてる。

100BANCHで、彼らのプロジェクトに触れ、MEET UP!でもその熱量を間近で浴びると、常に「うわ、やられた」とか、「もっと自分もできるはず」といういい意味で焦りが生まれる。「他者の視点」や「体験」に出会えて、自分の頭と心をガンガンにかき回してくれるんです。

だからこそ、和歌山(地方)での活動も活きてくる。

和歌山にあるのは、安定した営みと、膨大な未活用の素材と広大なフィールド。

都会で得た刺激をこの地の素材とフィールドで、安定をぶっ壊すために使えるか。どうやって未来のわくわくを創るか。和歌山には、「自分でゼロからコトを作る自由」がある。

渋谷でインプットし、想像を膨らませ、仮説を立ててみる。和歌山では、私にとって土を掘り返すようにして作っていく。

そしてまた新たな世界を探しに東京に戻っていく。

「地方」と「都会」という分断された二項対立で語られがちな二つの場所だけど、自分の中では、この二つは繋がっているというか、両立されたというか、吸って吐く呼吸のような関係。渋谷で深く吸い込んで、和歌山で強く吐き出すという、循環があるからこそ、気持ちよく過ごせているのだろうという整理が今できている。

そして自分の役割は、この「間」を繋ぐ存在になることだと思う。

「都市」と「地方」。「街」と「森」。「知識」と「体験」。などなど、一見対立するものを互いに翻訳し、つながる機会を作る。それぞれの価値を見えるようにする。

二つの拠点を持つ自分だからこそ見える景色を、もっと多くの人と分かち合っていきたい。

今年も、あらゆる二項の間を行ったり来たりしながら、自分なりの視点で繋ぎ合わせていきます。

 

メンバーたちの抱負をリレーエッセイでつないでいく新春特別企画「2026年 今年の抱負!:馬九行久(うまくいく)」をお届けしています。他のメンバーによる記事は以下のリンクからご覧いただけます。若者たちの熱や未来への兆しをお楽しみください。

https://100banch.com/magazine/resolution2026/

 

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