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ひたむきに、つくり続けるよ〜!——2026年 今年の抱負!

TOIMOCHI 岸ふみ

2026年も未来に向けた実験を大胆に繰り広げる100BANCH。メンバーたちの抱負をリレーエッセイでつないでいく新春特別企画「2026年 今年の抱負!:馬九行久(うまくいく)」。

今日の執筆者は、日常の些細な違和感を問いに変え、考えることの面白さを再発見することを目指す、TOIMOCHIの岸です。

2025年プレイバック🔁

明けましておめでとうございます!全人類問い持ちプロジェクト(TOIMOCHI)の岸ふみです。2026年も元気に社会実験をやっていきたいと思います。

2025年の個人的な変化は、すっぴんになったことでした。これは素敵な比喩でもなんでもなく、本当にすっぴんでいる日が増えました😂そんな変化も追いながら、問い持ちの2025年を写真で振り返ってみたいと思います!

2024年12月

東京大学 x  SONY 社会連携講座 Ignite Your AmbitionにてGrand Prixを受賞!

この時は、日常の違和感から問いを立ち上がらせるワークショップを、中高生や探究学習向けにビジネスとして作っていこうとしていました。

2025年1月

ニーズ検証を計画

引き続きビジネスにしようと格闘中。この時は「課外活動をする中高生」に焦点を当てています。社会課題解決の重要性が増す中で何かしらの活動に取り組んではみたものの、「社会や大人からどうすれば高く評価されるか」を第一の基準で活動をしていることに閉塞感を感じる学生を対象にしたいと考えていました。

2月

オンラインで問い持ち実験

ポスターを見て参加してくださった学生の皆さんと、違和感から問いを立ち上がらせる実験を数回ずつ実施。回を重ねるごとに何か変化があるのかを観察しました。

3月

100BANCH入居!

静岡の高校でワークショップを開催

「感覚の冒険」という名前のワークショップを作りました。私たちは日常の違和感を起点に問いを立ち上がらせたいと思っているわけですが、そもそも「違和感を感覚する」練習をしてみようと思いました。ワークショップ用のワークブックも作ってみました。

4月

問いが立ち上がった後、その問いをどうアウトプットするのか?を試行錯誤

今みるとよくわかんない物体ですが、問いのモビールを試しに作ってみていました笑

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5月

違和感預かり自転車を作ってみる

「違和感、あるはずなんですけど思い出せません…」という声がよく聞かれるな、という気づきから、「安心して忘れられるように、一旦預かる場所があったらどうだろう?」と思い立ちました。

東京大学先端科学技術研究センター駒場リサーチキャンパスにてワークショップ「MEET THE IWAKAN」を開催

実際にキャンパスを歩きながら違和感を感覚し、それをもとに対話をする時間を作りました。1枚目の写真の学生は「音楽ライブって前からしか聴かないよな。後ろから聴いてみると変な感じ」という違和感をメモしていました。面白い。

6月

違和感預かり自転車、渋谷に繰り出す

初!対面「といもちおしゃべり会」を開く

開催する場所がなかったこともあり、少人数規模ではオンラインでしかやったことがありませんでした。100BANCHという場所のおかげで遂に対面でやってみることができました。

「といもちおしゃべり会」用のワークシートも作成

7月

ナナナナ祭に出店

初めて電動ノコギリやインパクトを使ってみるというチャレンジ。準備が大変すぎて電車ではいつも爆睡

引き続き自転車も街へ

ADvance Campus オープンキャンパスにて、ワークショップ「MEET the IWAKAN」を実施

https://www.linoa-lab.co.jp/news-detail/250712-meet-the-iwakan

8月

夏を楽しむ🌞

9月

三菱地所 有楽町アートアーバニズム主催「まちなか公募」にて「違和感預かり所」が採択される

https://arturbanism.jp/news/toimochi/

10月

有楽町での「違和感預かり所」制作・準備

ナナナナ祭verからアップデートすべく、今回は電話機を改造して、よりリアルな公衆電話を作ることに。Kafkaのハルさんに、プログラミング面をお願いすることができ、理想の体験設計を目指すことができました😭

11月

有楽町での「違和感預かり所」制作・準備

TUTTI INDUSTRIESのつっちーさんにはんだづけを教えてもらい、電話機改造の電子工作面をサポートいただきました😭本当にありがとうございました😭

12月

有楽町にて「違和感預かり所」オープン!

撮影:黑田菜月

WIRED JAPAN主催Creative Hack Award2025のファイナリストに

こうみると、動きづつけることができた1年間だったのだなと実感します。2025年が始まった頃はビジネスにしなければと必死でしたが、100BANCHに入居して以来その価値観が一度崩れ、どのような形態が問い持ちというプロジェクトにとってベストなのかを模索し始めることができたように思います。

写真を見ていただくと、だんだん(どのチームメンバーも)すっぴんになっていっているのが分かるかと思います😂これはよく言えば、手を動かすことに集中し始めたということですし、悪く言えば毎月の準備がギリギリで、見なりに気を使う余裕がなかったとも言えます(なんにせよ、1年間お疲れ様でした!)。

2025年は、助けてもらった1年と言っても過言ではありません。プログラミングや電子工作といった体験の核となる部分に加え、木の切り方からブース設計まで、道具の使い方も知らない私たちがものを作り続けることができたのは、100BANCHというコミュニティで、多くの方が助けてくれたからです…😭

2026年、何かの形でお返ししたいなと思っています!

 

結局、「全人類問い持ちプロジェクト」とはなんなのか?

印象的なのは「問い持ちってなんだか面白そうな雰囲気をまとっているんだけど、その実態や核の部分がなんなのか掴みきれない」と言われることが多かったことです。

12月にファイナリストに選出していただいたWIRED JAPAN主催Creative Hack Award2025でも、審査員を務めてくださった方から「まだうまく、自分の中でも言語化できていない部分なのだと思う」というご指摘をいただきました。そう言われてぎくり。きちんと言語化せねばと思いながらもかまけてきた部分でした。

ということで、一度言葉にしてみようと思います。

 

全人類が日常的に<問いたがる>ことができるとは、どういうことか?

私たちはよく、<問いたがる>という言葉を使います。

<問いたがる>とは<問いを持つ>こととは違います(「全人類問い持ちプロジェクト」ですが、改名しなければいけないかもしれません😂)。

「問い」という形に整理する手前の、生々しく未分化な状態を自分の中に留めておく、その体力のようなものを<問いたがる>と読んでいます。それは、頭で考え抜かれた論理的な疑問というよりは、むしろ身体の内側で疼いている何かに近い感触です。

答えを出すための手段として綺麗に整理された問いを「所有」するのではなく、周囲の世界に対する違和感を手放さず「応答し続ける」こと。

うう〜ん、まだわかりづらい説明しかできないですねえ…

ここから1年かけて、しっかり伝えられるようになりたいです。

 

ひたむきに、つくり続けるよ〜!

「外側から与えられた正しさや意義の暴力から、いかにして、個の感覚を取り戻していくのか?」ということを、私は問い持ちを通してずっと考え続けているのだと思います。私にとってこの問い持ちという活動は、私自身が高校時代に感じていたある種の閉塞感から自分を掬い上げるためのものでもあります。

当時課外活動の一環でアップサイクルブランドを運営していた私ですが、そこには常に「社会に良いことをして有名にならなければいけない」という強迫観念がありました。そうしなければ、「自分が今ここに確かに存在している」という証明ができないような気がしていました。

問うこと、考えること、それすらも今や「新規事業開発のため」「社会貢献のため」ひいては「不確実な世の中を生きるための主体的自己を確立するため」の手段、すなわち「道具」として流行るようになりました。

ですが問い持ちを通して行いたいのは、日常の些細な違和感を起点に問いたがることです。その行為はすなわち、自分の身の回りの世界に自分の身体が反応して、その応答として、違和感を感覚しているということ。それは、他者の評価が介在しなくとも、私がここに今いることを証明する行為だと思います。そしてこの証明を、重苦しくなく軽やかにやれる場所が「問い持ち」だと思います。

「外側から与えられた正しさや意義の暴力から、いかにして、個の感覚を取り戻していくのか?」
この問いを抱えながら、2026年も楽しく元気に健康に、常に悩みながらも手を動かして、実験を繰り返していきたいと思います!

問い持ちが思う「日常の些細な違和感」

 

メンバーたちの抱負をリレーエッセイでつないでいく新春特別企画「2026年 今年の抱負!:馬九行久(うまくいく)」をお届けしています。他のメンバーによる記事は以下のリンクからご覧いただけます。若者たちの熱や未来への兆しをお楽しみください。

https://100banch.com/magazine/resolution2026/

 

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