YouFab 2017 授賞式 & アフターパーティー

YouFab2017のグランプリ受賞者Amy Karle氏と審査員によるクロストークを開催！

デジタル技術や工作機械を応用したものづくり、デジタルファブリケーション。3Dプリンターの普及を背景にしたセンセーショナルなブームから数年たち、デジタルファブリケーション技術の一般化や、他分野への応用・融合が進んでいます。2017年はデジタルファブリケーション技術を背景にした、多くのテックスタートアップが登場し、技術を越えて、社会制度やその経済系に影響を与えています。デジタルファブリケーションの輪郭は広がり続け全体を捉え辛くなっているのも事実です。

 

ますます広がりを見せるデジタルファブリケーションを、世界中のクリエイターの作品を通じての世の中への翻訳装置として活動しているのが、FabCafeが開催するデジタルファブリケーション分野のグローバルアワード「YouFab Global Creative Awards 2017」（以下、YouFab）です。

 

デジタルファブリケーションとクリエイティビティの未来はどうなるのかという問いに常に向き合って来たYouFab。今年のYouFabのテーマは「Rock it!」とし、常識に挑む、常識に抗する、常識をHackする、そんな「やっちまえ」なスピリットに溢れた作品を募集し、1月9日に受賞者を発表しました。

 

YouFab 2017 受賞作品： http://www.youfab.info/2017/winners_jp.html

 

YouFab2017のファイナルイベントとして、2018年2月9日(金)東京、 渋谷・100BANCHにて、受賞者と審査員を交えたトークイベント&パーティを開催します。また、YouFab2017グランプリを受賞したAmy Karle氏の来日プレゼンテーションも行います。

 

クリエイター、メイカー、協力企業、審査員の皆様が一斉に集まり、Fabの今を語る貴重な交流の機会です。どなたでも参加可能です。ぜひお越しください！

Amy Karle氏の来日プレゼンテーションを開催

YouFab2017のグランプリ受賞を受賞したAmy Karle氏の来日プレゼンテーションとYouFab 2017審査員とのクロストークを開催。Fabの領域がバイオテクノロジーの分野まで広がった今、”モノを作る”というFabの根源的な問いと生命とテクノロジーの関係性は今後どのような動きを見せるのか、紐解いてゆきます。

3Dプリンターとヒトの幹細胞から人間の手の骨を再現した作品Regenerative Reliquary（再生可能な聖遺物）。PEGDAハイドロゲルを素材に3Dプリントして作った手の骨格に、ヒトの間葉幹細胞を植え付け育成するというもの。無生物の物体から生命の可能性を描き出すことを目指した本作品は、生命の神秘に対しての問いを投げかける作品となった。