- イベントレポート
微生物から地球規模までの多様な循環を考える「生き物から見た地球」イベントレポート
あなたには、地球はどのように見えていますか? どのように聞こえていますか?
私たちにさまざまな恵みをもたらしてくれる地球。その恵みは、地球上の生きものたちがつながりあって織り成す壮大な生命の環から生み出されているものです。
ヒトや動物、植物、昆虫、バクテリア……。それぞれの生きものからは、どんな地球が見えているのでしょうか? このイベントでは、昆虫や微生物に魅せられた100BANCHのプロジェクトリーダーがゲストとともに登壇。
ヒューマンスケール、昆虫スケール、バクテリアスケールで地球をとらえてみることで、「地球」という生態系をもっと深く豊かなものとして描けるようになるはずです。地球あってこその未来。 真の調和や共棲とは何か? 愛と冒険の心を持って探求していきましょう!!
《タイムスケジュール》
18:30:開場
19:00:オープニング
19:10:インプットトーク
19:30:クロストーク
20:30:ダイアローグ
21:00:クロージング&ネットワーキング
21:30:閉場
tenrai株式会社 代表取締役医師桐村 里紗
予防医療から生活習慣病、在宅医療まで幅広く臨床経験を積み、現在は鳥取県に移住し、日野郡江府町において人と地球全体の健康を実現する「プラネタリーヘルス」や女性特有の悩みを解決する「フェムケア」など、ヘルスケアを通した社会課題解決を目指しプロジェクトを共創。東京大学大学院工学系研究科道徳感情数理工学講座・光吉俊二特任准教授による量子ゲート数理「四則和算」の社会実装により、人と社会のOSをアップデートすることを掲げたUZWAを運営し、新しい文明の萌芽を描く。新著『腸と森の「土」を育てる 微生物が健康にする人と環境』(光文社新書)が話題。
パナソニックホールディングス株式会社 執行役員 グループCTO小川 立夫
1964年12月、神戸市出身。1989年に松下電子部品に入社し、電子部品研究所に配属。デバイスや材料、プロセスなどの研究開発に携わる一方、米ジョージア工科大学への留学のほか、さまざまな技術部門や企画部門などを担当。高校、大学では合唱の指揮者を務め、その時の経験が今の自身のマネジメントスタイルにつながっており、「ヒトが思わずいい声が出てしまう瞬間とはどんなときなんだろう?」という問いを探求する。
Cricket ramen プロジェクトリーダー/ANTCICADA 代表
篠原祐太
1994年、地球生まれ。慶應大学卒業。昆虫食伝道師。幼少期から自然を愛し、あらゆる野生を味わう。昆虫料理創作から、ワークショップ、授業、執筆と幅広く手掛ける。中でも世界初の「コオロギラーメン」は大反響を呼び、2020年6月4日に日本橋・馬喰町にレストランANTCICADAを開店。メディア出演も多数。狩猟免許や森林ガイド資格保持。
GoSWAB プロジェクトリーダー/株式会社BIOTA 代表取締役伊藤 光平
1996年生まれ。都市環境の微生物コミュ二ティの研究・事業者。山形県鶴岡市の慶應義塾大学先端生命科学研究所にて高校時代から特別研究生として皮膚の微生物研究に従事。2015年に、慶應義塾大学環境情報学部に進学。情報科学と生物学を合わせたバイオインフォマティクス研究に従事し、国際誌に複数の論文を投稿。現在は株式会社BIOTAを設立し、微生物多様性で健康的な都市づくりを目指して研究・事業をおこなっている。
INNOQUA プロジェクトリーダー/株式会社イノカ CEO高倉葉太
1994年生まれ。東京大学工学部を卒業、同大学院暦本純一研究室で機械学習を用いた楽器の練習支援の研究を行う。
在学時代にはハードウェアの開発会社を設立し、2019年4月に株式会社イノカを設立。2021年10月より一般財団法人 ロートこどもみらい財団 理事に就任。同年、Forbes JAPAN「30 UNDER 30」に選出。
100BANCH