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3Dプリンタで葉の魅力を表現する紋葉が、植物の美しさを保存する「葉が記」のクラウドファンディングを開始

本物の葉っぱにそっくりな種子入りの人工葉「葉が記」で、植物の美しさを現代・みらいに伝えたい

「100年先の世界を豊かにするための実験区」というコンセプトのもと、これからの時代を担う若い世代とともに新しい価値の創造に取り組む未来創造拠点「100BANCH」で活動するプロジェクトチーム「紋葉 (LEAF PRINT PROJECT)」は、3Dプリンタを用いて葉脈の美しさを表現する取り組みを行っています。このたび、3Dプリンタ×バイオ素材で製作した種子入りの葉っぱのオブジェ「葉が記」で植物の美しさを後世に残すクラウドファンディングを2月7日に開始します。

クラウドファンディングURL
https://camp-fire.jp/projects/view/643806

葉の形をしたタイムカプセル「葉が記」

葉が記は、3Dプリンタとバイオ素材によってつくられた、葉の形と種を保存する葉っぱのタイムカプセルです。自生する葉から抽出した葉脈がモデルとなっていて、20センチほどの本体の中に、本物の葉のような繊細さを見ることができます。

また、素材は全て土に還るものとなっています。本物の葉っぱの葉脈をデータ化し、生分解性のプラスチックで3Dプリントしたものに、DIYバイオプラスチックと呼ばれる寒天をベースにした素材を組み合わせてつくられています。

葉が記の中には植物の種が埋め込まれているため、土に入れて水をかけると、ゆっくりと時間をかけて寒天でできた葉が溶け、種だけが土に残り、芽を出します。
※葉脈部分には、土壌の中で3年ほどの時間をかけて生分解する素材を使用します。なお、環境によっては分解されにくい場合があります。あらかじめご了承ください。

モチーフになっている葉は、「ツバキ」「ハナミズキ」「イロハモミジ」の3種類です。どんなところに生えていた葉なのか、どんなメッセージが読み取れるか、そんなことに思いを馳せながら、目で観て触れて、お楽しみいただけます。

「葉が記」で未来の植物を守る

5億年におよぶ長い地球の歴史の中で、5回もの大量絶滅を乗り越えてきた植物は、今日になって初めて、人間が及ぼした環境への悪影響によって6回目の大絶滅の危機に瀕しているといわれています。

わたしたちは、この「葉が記」を、時を超えて葉の美しさと生態系を保存する”葉のタイムカプセル”として、みらいに向けて送る、葉の便りにしたいと考えています。葉が記を多くの人に届け、自然の美しさを強く記憶に残す。そして、みなさんのご家庭に、鑑賞用のオブジェとして、あるいは土に還した状態で種を次につなげてもらう。

そんなことを通じて、この先のみらい もし植物が絶滅しかけても、葉が記から種を復元したりできたら、なんて妄想しています。そこで、まずはその第一歩として、このプロジェクトでは葉が記を100枚配布することを実現したいと考えています。

私たち’紋葉’について

小さな葉の中にある、生命的で繊細な葉脈の美しさをもっと社会の中に溢れさせたい、そんな妄想から始まったチームです。

これまで、3Dプリンタをはじめとするデジタルファブリケーションの技術研究から、人工の葉が人間社会・地球環境にもたらす可能性の探求を行ってきました。

このプロジェクトでは、現在進行形で進む気候変動から美しい植物のかたち・生態系を守るべく、紋葉にとってはじめての作品である「葉が記」の配布を行います!

ぜひ、「葉が記」を観て、触って、育てて、葉を楽しんでみてください!

クラウドファンディング詳細

<実施期間>
2/7(火)~3/7(火)

<リターン例(一部)>

  • 「葉が記」(つばき)1枚をお届け!(5,000円)
  • 「葉が記」全3種類(ディスプレイ付き)をセットでお届け!(18,000円)
  •  オーダーメイドの葉が記をお届け!(25,000円)
    (葉が記のサイズ:幅20cm×奥行13cm×高さ4cm)

クラウドファンディングURL
https://camp-fire.jp/projects/view/643806

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