自分の肌に自信を持てる人を増やし、ルッキズムに揺るがない社会をつくる!

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自分の肌に自信を持てる人を増やし、ルッキズムに揺るがない社会をつくる!
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skinU リーダー・WEBサイト制作 星晴登


skinU 星晴登
2026年も未来に向けた実験を大胆に繰り広げる100BANCH。メンバーたちの抱負をリレーエッセイでつないでいく新春特別企画「2026年 今年の抱負!:馬九行久(うまくいく)」。
今日の執筆者は、自分の肌に自信を持てる人を増やし、ルッキズムに揺るがない社会をつくることを目指す、skinUの星です。

昨年の私は、はっきり言ってずっと落ち着かなかった。
受験生としての自分と、会社のリーダーとしての自分が、常に頭の中で綱引きをしていたからだ。
どちらかを選べば、もう一方は楽になる。
受験に集中すれば、成績や評価という分かりやすい指標がある。
会社に集中すれば、時間も使えるし、もっと早く進められたかもしれない。
でも私は、どちらも中途半端になるかもしれない道を選んだ。
それが正解だったかどうかは、正直、今でも分からない。
ただ少なくとも、この一年を「逃げた一年」にはしたくなかった。
SkinUを続けながら受験をするという選択は、思っていた以上にしんどかった。
夜遅くまで資料を作り、朝は学校に行き、空いた時間で勉強をする。
集中できない日も多く、「何をやっているんだろう」と思う瞬間は何度もあった。
それでも、チームの誰かが前を向いている姿を見ると、
自分だけ立ち止まるわけにはいかないと思ってしまう。
そうやって、自分を奮い立たせながら走り続けた一年だった。

この一年で、一番「しんどかった」と即答できるのは、皮膚科へのテレアポだ。
正直に言うと、最初はかなり軽く考えていた。
電話をかけて、説明して、興味を持ってもらえたら話が進む。
そんなふうに、どこかで「分かってもらえる前提」でいたと思う。
現実は、全く違った。
電話をかけても、
「忙しいので」
「高校生のビジネスですよね?」
「前例がないので」
そう言われて、数十秒で終わる会話がほとんどだった。
ある日、何本も立て続けに断られたあと、
スマホを置いたまま、しばらく何もできなくなったことがある。
「自分たちは、本当にやる意味があることをやっているのか?」
そんな考えが頭をぐるぐる回っていた。
でも、不思議なことに、一本だけ、話をちゃんと聞いてくれる先生がいた。
厳しい指摘も多かったが、
「高校生がここまで考えているのは珍しい」
と言われた瞬間、胸の奥が少しだけ軽くなった。
結果として、その話がすぐに形になったわけではない。
それでも、「全部が無駄じゃない」と思えた経験は、
この一年を支えてくれた大きな出来事だった。
SkinUというサービスについて語るとき、よく「アイデアが面白いね」と言われる。
でも、実際に一番時間をかけてきたのは、アイデアではなく、診断ロジックだ。
質問項目をどうするか。
どの回答が、どの判断につながるのか。
その一つひとつを、何度も作っては壊してきた。
正直、かなり地味な作業だ。
見た目も変わらないし、誰かに褒められることもほとんどない。
それでも私たちは、「ここを雑にしたら意味がない」と思っていた。
ビジコンで
「それ、誰のための診断ですか?」
と聞かれたことがある。
その一言に、返答がすぐに出なかった。
その日以降、「自分たちは、誰のどんな悩みを解決したいのか」を、何度も話し合った。
この問いを、今のメンバーと一緒に考え続けている時間こそが、
SkinUを続ける理由そのものだと感じている。

合理的に考えれば、
一度SkinUを離れて、大学で新しい人に出会い、
視野を広げてから戻るという選択は、かなり賢い。
そのまま大学で別の興味を見つけ、それを追いかける人生も、
きっと楽しいし、後悔も少ないだろう。
でも私は、その「合理的な人生」が、少し怖かった。
気づいたら、
「今は忙しいから」
「今はタイミングじゃないから」
そんな言葉で、夢を後回しにしてしまいそうだったからだ。
私が本当に大切にしたいのは、
SkinUという名前でも、ビジネスモデルでもなく、
このメンバーと、本気で同じ方向を向いて走っている時間だ。
人の心は変わりやすい。
だからこそ、新しい一年のはじめに、言葉にしておきたい。
受験の年に、会社をやめない。
不安の年に、チームを手放さない。
今の仲間と、ビジネスを積み上げる一年にする。
これが、私の新年の抱負だ。
メンバーたちの抱負をリレーエッセイでつないでいく新春特別企画「2026年 今年の抱負!:馬九行久(うまくいく)」をお届けしています。他のメンバーによる記事は以下のリンクからご覧いただけます。若者たちの熱や未来への兆しをお楽しみください。