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五感でつかむ、万国からのインスピレーション——ナナナナ祭2025ジャンプアップ合宿@大阪
100BANCHの年に1度のお祭り「ナナナナ祭」が、今年も大盛況で閉幕しました!
7月7日に実施した「CONFERENCE DAY(トークイベント)」、11日〜13日に実施した「DEMO DAY(ブース展示)」の様子を速報でお届けします。
まだ見ぬ未来にむけて、100BANCHで日々実験を重ねるメンバーたちの創造性をお楽しみください。
カンファレンスデー「こんにちは未来 ー創造性が炸裂するー」には、 100BANCH の創造力の源、そこから見えてきた未来の兆しなど、100BANCH の現在地と目指す未来に関するエッセンスを詰め込みました。
まち・科学・AI・偏愛というテーマについて実践者たちと語り合う 4 つのセッション、 そして偶発性と余韻が混ざる懇親会まで、100BANCHらしいアットホームな雰囲気の中、未来を創造する活動の「最前線」について語り合いました。
プロローグ:未来をつくる実験区 創造力の源|100BANCH GARAGE Programの現在地
この日、8周年を迎えた100BANCHの現在地を紹介。歴代のメンバーが成長し、進化してきたエピソードにも触れながら、「変態の足場」としての100BANCHの存在意義について話し合いました。最後は「100BANCHのこれから」を来場の皆さんと話し合い、「創造」に必要な要素について考えてみました。
第1章:[まち×創造] 余白から始まる風景|まちにひらかれた未定義の場所たち
編集者、建築家、都市デザインという3人のゲストが、「余白」があるからこそ創造性が引き出された事例を紹介。都市を他者との関係性のなかで再考すること、そして「余白」をどう運用し、文化として育てていくかが未来の都市の鍵であるなど、経済合理性の先にある豊かさについて議論を交わしました。
第2章:[科学×創造] 科学と陰謀論は、となりあわせ
専門領域の異なる研究者、技術者、クリエイターが集い、陰謀論やフェイクが広がる時代において、創造の現場で科学とどう向き合うべきかを議論しました。科学が社会へ伝わる過程にある障壁を捉え直しながら「正しさ」だけでは届かない問いや感情にこそ創造の余地があること、そして情報を受け取る側もリテラシーを養う必要があることが共有されました。
第3章:[AI×創造] AIネイティブが語る、これからの表現
AIの進化とともに育った100BANCHのクリエイターたちがどのようにAIを使っているか日々のリアルな事例を紹介。「AIのない生活は考えられない」と言いつつも、創造活動においてはつくる動機や哲学が一番大事だからこそ「創造」の意義はAIという道具によって変わることはないという意見が一致していたのが印象的でした。
第4章:[偏愛×創造] わたしだけの熱狂が社会を揺らす
最後のセッションは100BANCHのプロジェクトメンバーたちのマインドセットに迫ります。未来をつくる実験を続けていく時に支えとなるものは、自分自身の中にある「好き」という気持ちや「夢中」「熱狂」です。2つの「偏愛ベンチャー」が社会を揺らすまでのエピソードを紹介した後、会場の皆さんとともに「偏愛」について語り合いました。
エピローグ:[懇親会] 創造の余白で遊ぶ夜|偏愛と余韻のネットワーキング
エピローグは、来場者も100BANCHメンバーも一緒になってグラス片手に懇親会。お互いの活動に刺激を受けつつ、明日への活力がみなぎってくるような前向きで楽しい時間となりました。
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