- イベントレポート
廃材からサステナブルなスケートボードへ——— アップサイクルワークショップ
今回使用するのは、捨てられるスケートボードや千葉の壊された古民家から持ってきた柱などの廃材。表参道の街路樹にもなっている高級木材・ケヤキなども含まれます。また、ゼロ・ウェイストを目指してイベント内で出たゴミも次のワークショップで使用します。
講師にはご自身も優れたスケーターである大場組代表の大場康司さん、INARIの佐野雅彦さんをお迎えします。
様々な企画をされている大場さんのリサイクルスケートボードブランド、WoodenToy。今回は廃材スケートボードブランドのINARIと初のコラボワークショップです。
この希少な機会に、捨てられるはずのものから出来る、世界で一つだけの自分のオリジナルスケートボードを一緒に作りませんか?
[講師紹介]
大場康司
WoodenToy 代表
80年代後半よりスケートボードを始める。 宮大工「社寺建築 戸部」弟子入り後、建設会社を経て独立。建築業を営む傍ら数多くのスケートパーク、スケートイベントを製作する。また、WoodenToyレーベルでスケートデッキを製作、用途に合わせた設計やオリジナリティー溢れるデザインで幅広い相に人気。
Wooden toy
http://woodentoy.jp/ooba_skatebord.php
佐野雅彦
環境マルチクリエーター INARI/アイナリ代表
神社仏閣の古材、建築廃材,間伐材利用してつくる日本初のエシカルなスケートボード、INARI SKATEBOARDから環境メッセージを伝える活動を中心にアパレルグローバル企業や団体を始めCSR活動をサポートし社会起業ブランドの環境配慮した店舗つくり、イベント企画、エシカル環境メッセージを伝えラジオ番組企画やパーソナリティなど多方面へ活動を広げている。
INARI
http://777inari.com
◎アップサイクルとは?
“アップサイクル”とは今あるものに新しい価値を与え、元の製品よりも次元・価値の高いモノを生み出すことです。
◎何故今アップサイクルが必要なのか?
新しい商品がすぐに捨てられる今の経済は、消費ばかりに頼っている気がします。今回のイベントで今あるものにもう一度光を照らし、”新しい価値”を与えることで、廃棄の削減をし、同時に愛のあるスポーツの在り方を提案します。
◎ゼロ・ウェイストとは?
無駄・ごみ・浪費 をなくすという意味。 出てきた廃棄物をどう処理するかではなく、そもそもごみを生み出さないようにしようという考え方です。 「焼却・埋め立て・何でもリサイクル」がもたらしたものは、資源の無駄遣いと有害物質による健康被害と水質汚染など環境への悪影響でした。 ゼロ・ウェイストは、そんな社会の仕組み自体を変えていこうとするものです。
◎『I ♡ SKATEBOARD SHIBUYA』の目指す100年後
あらゆるスポーツが一瞬の競技内容でなく開催にあたる環境、社会的影響を踏まえた運営を行います。それを日本のスケートボード界が先導します。
▼概要
男性女性限らずどなたでも参加いただけます。
・持ちもの:マスク
・料金: ¥5000(スケートボード材料費、保険料込み)
※タイヤ、カスタマイズ等をご希望の方はご相談ください。
・場所:100BANCH3F Loft
▼タイムテーブル(各回90分 / 内容は同じです)
第1回13:00〜
第2回14:30〜
第3回16:00〜
<内容>
①start〜30分:概要説明、材料選び
②30分〜60分:図面引き、切り出し
③60分〜90分:やすりがけ、仕上げ
使用工具
・ジグソー
・ベルトサンダー
・ヤスリ等
・(電動工具)
※ご注意
今回はデッキシェイプのみの作業となります。ウィール(タイヤ)とトラックなどの部品はつきませんのでご注意ください。
コンプリートで直ぐに乗れるよう、ご希望の方はオプションで承りますのでお気軽にご相談ください。環境配慮したアップサイクルのマイスケートボードデッキを自らの手でシェイプしスケートボード愛を高めていきましょう!
WoodenToy & INARI
共同代表宇都宮胡桃
福岡県北九州市出身。慶應義塾大学法学部に入学後、SFCに転部予定。 小学2年生から環境に関する活動を始め、自然エネルギー、ニューエコノミー、食を中心に活動。最終的な目標は「経済価値以外の、人の文化を豊かにする評価軸を創ること。」CYJ国内政策担当/webメディアFLAT.ディレクター/社団法人TSUNAGU クリエイター