
Science Fiction Club
新しい制服のカタチをつくり、学校教育をより良くする
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Science Fiction Club プロジェクトリーダー 稲田 駿平

Science Fiction Club 稲田駿平
2026年も未来に向けた実験を大胆に繰り広げる100BANCH。メンバーたちの抱負をリレーエッセイでつないでいく新春特別企画「2026年 今年の抱負!:馬九行久(うまくいく)」。
今日の執筆者は、新しい制服のカタチをつくり学校教育をより良くすることを目指す、Science Fiction Clubの稲田です。
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2025年の年末を迎えて、年末恒例お決まりのセリフである「今年もあっという間だった」という思いがさっぱりわかなかった。それだけ、去年はとても濃密な1年間でした。
1月には文化服装学園の卒業制作を作っていて、4月に卒業。5月に100BANCHに入居し、すぐ、ブランドの展示会を開きました。ところがこれが大失敗。結構なお金をかけてひらいた展示会でしたが、アパレルの関係者はひとりも来ず、服は一枚も売れなかった。ま、こうやって文章にしてみると大したことないっすけど、僕は大転びの怪我で1ヶ月くらいはベットから起き上がれませんでした。笑い話にできるようになったのは、ようやく最近のことです。
大失敗の大転びでコールドスリープしているさなか、2025年ナナナナ祭に参加することになりました。ナナナナ祭は、100BANCHにいる同世代のリアリティと手の届かなさを同時に見れる体験でした。ナナナナ祭のブース出展が、立ち直るきっかけになったと思います。ほんとうに感謝です。

新年の抱負を書け、というお題目なのに、すげえネガな話をしてしまった。恥の多い生涯を送ってきました、と言いたいところです。しかし結構なことではないか、大失敗。やらない後悔より、やって後悔。人生における、大失敗というスタンプラリーを早めにクリアしてしまったのです。
新年の目標って立てたことないんです。目標からバックキャストで今の行動を規定するのではなく、いまの好奇心から駆動される行動が芽となり、未来へ繋げることを目指す、という生き方の方が、いい加減な自分の性にあっているな、と考えているからです。
だから、目標(!)という体重が乗っているものではなく、「行動のめやす」をここに高らかに宣誓いたします。
ひとつ、とにかく量をこなすこと。
去年の12月、ドレスを3体作ったのですが、これが結構うまいこといきました。うまくいかないことばかりでも、100回やれば2回くらいはうまくいくんだな、というのを学びました。たくさんの人生の先達がおっしゃる、圧倒的な量をこなさないやつに質を語る資格はない、ということが、ようやく腹落ちしたのです。今年は行動の試行回数をふやすことをねらいます。
ふたつ、振り返りながら走ること。
めちゃ具体の話ですが、服を1着作るごとに、制作場がひどい散らかりようになるので、片付けながら作ることをねらいます。そして、作って終わりではなく、作ったら始まる、ということを意識しようと思います。作っておわりではなく、その先に撮影があり、営業があり、握手があり、納品がある。ちょーあたりまえのことですが、作りおわったら次のことに興味が出て、作り終わったものをほったらかしにしてしまっていたので、今年は興味がある方向へ走りながら、今までのことを絶えず省みることを、同時に進行させていくことをねらいます。
僕の一番の才能は、強運を持っていることだと自負しています。人生、運とご縁とタイミング。自分ひとりの努力でなしえることって、実はそんなにないんじゃないかと思っています。
さてもさても、あけましておめでとうございます。みなみなさまにおかれましては、ますますの全員優勝をお祈り申し上げます。
メンバーたちの抱負をリレーエッセイでつないでいく新春特別企画「2026年 今年の抱負!:馬九行久(うまくいく)」をお届けしています。他のメンバーによる記事は以下のリンクからご覧いただけます。若者たちの熱や未来への兆しをお楽しみください。