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  • コラボレーション

アルス・エレクトロニカへの道 「Road to Ars Electronica」

  • 場所3F: LOFT
  • 時間19:00-21:00(開場 18:30)
  • 値段
  • 人数70名まで

イベントの様子

オーストリアのリンツで毎年開催される芸術・先端技術・文化の祭典、アルス・エレクトロニカ・フェスティバル(Ars Electronica festival)。

今年の9月に行われた2017年のフェスティバルも、世界約70カ国から参加者を動員し、世界各国から様々なアーティストやクリエイターを呼び込みました。近年では日本からの出展も増え、日本企業の注目度も益々高まっています。

今回のイベントは、「Road to Ars Electronica (アルス・エレクトロニカへの道)」がテーマ。

そもそもアルス・エレクトロニカって何がすごいの?アルス・エレクトロニカを見に行ってみたい、今後出展してみたい、あるいはプラットフォーマー側として、アルス・エレクトロニカのような世界中から人を惹きつけるような場を仕掛けたい。そんな人のために、「アルスへの道」を100BANCHを舞台に語ります。

出展者として今年のフェスティバルに参加したミュージシャン/アーティストの和田永氏、メディアアーティストである後藤映則氏をゲストに招き、アルスへ至るまでのプロセスや今年の振り返り、今後の展望までを赤裸々に語っていただきます。また、アルスエレクトロニカを10年間追いかけ続けた成果をまとめた『アルスエレクトロニカの挑戦 〜なぜオーストリアの地方都市で行われるアートフェスティバルに、世界中から人々が集まるのか』の筆者である鷲尾 和彦氏にご登壇いただき、より広い視点からアルス・エレクトロニカの現象学を議論します。欧州委員会とアルスエレクトロニカが運営する「STARTS賞」の審査員を務める林千晶(株式会社ロフトワーク)も交え、デザイナーやクリエイターの立場からだけでなく、どうすればアルス・エレクトロニカのようなプラットフォームを構築することが出来るのか、仕組み作りの観点からもアルス・エレクトロニカ・フェスティバルを解剖していきます。

 

こんな人におすすめ

  • アルス・エレクトロニカに興味がある、行ってみたい
  • アルス・エレクトロニカの何がすごいのか、魅力を知りたい
  • アルス・エレクトロニカにいつか出展したいと思っている
  • アルス・エレクトロニカのようなアートフェスティバルの作り方に興味がある

タイムテーブル

18:30  開場、受付
19:00 – 19:10 イントロダクション: アルスと100BANCHの交差点
19:10 – 19:30 ゲストトーク①和田永氏
19:30  – 19:45 ゲストトーク② 後藤映則氏
19:45 – 20:00 ゲストトーク③鷲尾和彦氏
20:00 – 20:20

クロストーク「Road to Ars Electronica」

和田氏 × 後藤氏 × 鷲尾氏  モデレーター:林千晶

20:20 – 20:30  Q&A
20:30 – 21:00  ネットワーキング

 

Guest

  • 株式会社博報堂「生活圏2050」プロジェクトリーダー鷲尾 和彦

    株式会社博報堂「生活圏2050」プロジェクトリーダー。文化経済と創造産業(economics of art and culture)をテーマに、戦略プランニング、クリエイティブ・ディレクション、文化政策の領域で、数多くの地方自治体や産業界とのプロジェクトに従事。

    2014年にアルスエレクトロニカと博報堂との共同プロジェクトを立ち上げプロジェクトリーダーを務める。プリ・アルスエレクトロニカ賞審査員(2014~2015年)。主な著書に『共感ブランディング』(講談社)、『アルスエレクトロニカの挑戦〜なぜオーストリアの地方都市で行われるアートフェスティバルに、世界中から人々が集まるのか』(学芸出版社)等。

    また写真家としても、写真集『極東ホテル』『遠い水平線』『To the Sea』、作家・詩人の池澤夏樹氏とともに東日本大震災発生直後から被災地を取材したレポート『春を恨んだりはしない』等の著書がある。

  • アーティスト/ミュージシャン和田 永

    1987年東京生まれ。物心ついた頃に、ブラウン管テレビが埋め込まれた巨大な蟹の足の塔がそびえ立っている場所で、音楽の祭典が待っていると確信する。しかしある時、地球にはそんな場所はないと友人に教えられ、自分でつくるしかないと今に至る。大学在籍中よりアーティスト/ミュージシャンとして音楽と美術の間の領域で活動を開始。オープンリール式テープレコーダーを楽器として演奏するバンド「Open Reel Ensemble」を結成してライブ活動を展開する傍ら、ブラウン管テレビを楽器として演奏するパフォーマンス「Braun Tube Jazz Band」にて第13回メディア芸術祭アート部門優秀賞を受賞。各国でライブや展示活動を展開。ISSEY MIYAKEのパリコレクションでは、現在までに7回に渡り音楽を担当。現在初台ICCにて「ICC・キッズプログラム2017「オトノバ 音を体感するまなび場」に出展中。2015年よりあらゆる人々を巻き込みながら古い電化製品を電子楽器として蘇生させ合奏する祭典を目指すプロジェクト「エレクトロニコス・ファンタスティコス!」を始動させて取り組む。そんな場所はないと教えてくれた友人に最近偶然再会。まだそんなことやってるのかと驚嘆される。

    https://eiwada.com/
    http://electronicosfantasticos.com/

  • アーティスト、デザイナー後藤映則

    1984年岐阜県生まれ。アーティスト、デザイナー。武蔵野美術大学視覚伝達デザイン学科卒業。先端のテクノロジーと古くから存在する手法やメディアを組み合わせて、目に見えない繋がりや関係性を捉えた作品を展開中。代表作に時間の彫刻「toki-」シリーズ。近年の主な展覧会にSXSW ART PROGRAM(アメリカ・2017年)、Ars Electronica Export(ドイツ・2017年)やMedia Ambition Tokyo(東京・2017年)など。国立メディア博物館(イギリス)にて自作がパブリックコレクションされている。

  • 株式会社ロフトワーク 共同創業者林 千晶

    早稲田大学商学部、ボストン大学大学院ジャーナリズム学科卒。花王を経て、2000年にロフトワークを起業。Webデザイン、ビジネスデザイン、コミュニティデザイン、空間デザインなど、手がけるプロジェクトは年間200件を超える。グローバルに展開するデジタルものづくりカフェ「FabCafe」、素材に向き合うクリエイティブ・ラウンジ「MTRL」、クリエイターとの共創を促進するプラットフォーム「AWRD」などを運営。MITメディアラボ 所長補佐、グッドデザイン賞審査委員、経済産業省 産業構造審議会製造産業分科会委員も務める。森林再生とものづくりを通じて地域産業創出を目指す官民共同事業体「株式会社飛騨の森でクマは踊る」を岐阜県飛騨市に設立、代表取締役社長に就任。

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