生理で悩む人たちへ。アスリート100人の声を世の中へ届けたい
Period of 100 Athletes Project
プロジェクト概要
毎月訪れる生理がもたらす身体的 / 精神的苦痛によって、挑戦の機会を奪われてしまっている人がいる現実。そんな中、日々過酷な環境で挑戦し続けるアスリートは、自分なりの生理との向き合い方を確立してきました。アスリートの生理との向き合い方は、生理で悩む人たちが新しい選択肢を得るきっかけになるのではないか。その仮定から、私たちは「アスリートと生理100人プロジェクト」として、アスリート100人の生理との向き合い方を世の中にお届けするプラットフォームを作ります。
TAG
#クラシ
動機
サッカー選手そしてLGBTQ当事者として、毎月訪れる生理によって身体的・精神的に悩まされ続けてきた。ある時、その苦痛が限界を迎え「生理=苦痛」がアタリマエとされる現状にSNSを通して問題提起したところ、多くの共感の声を得る。それと同時に、アスリートの中には過酷な状況の中で自分なりの生理との向き合い方を確立している人がいることを知った。その経験が「生理で悩む人とアスリートを繋ぐ」アイデアへと繋がった。
仮説
今まで、生理について話すことは「恥ずかしいこと」とされる風潮があった。その風潮は「生理用品といえばナプキン」「生理痛は我慢する」といった生理のアタリマエを生み出してきたといえる。そんな中、過酷な状況の中で自分なりの生理との向き合い方を確立してきたアスリートたち。その声は、生理のアタリマエへの問題提起となり、生理で悩む人の選択肢を増やすきっかけになると考えている。
実験
アスリート100人の生理との向き合い方を、少しでも多くの生理で悩む人たちに届けるにはどうすれば良いか。様々なプラットフォームを用いて検証していく。
0.アスリート100人にインタビューを行い、各人の生理との向き合い方を集める
1-1「文字」インタビュー内容を記事として文章でまとめ、note上のプロジェクトページにアップする。
1-2「音声」インタビュー時の音声を、stand fm上のプロジェクトページにアップする。
1-3「画像」インタビュー内で印象に残った言葉を画像としてまとめ、instagramアカウントにアップする。
目標
1.アスリート100人へのインタビュー遂行
2.各プラットフォームに100人分の生理との向き合い方をアップする
未来
「生理=苦痛」がアタリマエではなくなる未来を。苦痛であることを認め声をあげることができる、適切な情報にアクセスできる、自分にあった選択肢を選ぶことができる社会を作りたい。
リーダーインタビュー
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あなたははどんな風に育ちましたか
下山田家待望の初孫兼長女として生まれる。おしとやかに育って欲しいと願う両親の想いを盛大に裏切り、スカートを号泣して嫌がる超ガサツな子供に育つ。小学校3年生のころクラスの男子に誘われてサッカーをはじめ、以来17年間サッカーまみれな人生。高校時代には軍隊のような部活で鍛錬したり、日本人が1人もいないドイツの僻地で2年間プロ選手をしたりと、ストイックな環境で揉まれてきた。 -
渋谷の街のエピソード
茨城県出身の身としては、東京に住み始める大学時代まで、渋谷はディズニーランドと並ぶテンアゲスポットでした。今や小慣れた顔で渋谷を闊歩していますが、内心他の街よりテンションは高めとなっております。 -
メンバーたちの意外な一面
一緒に代表をしている内山は、見ての通りものすごく人当たりが良く、人の悪口を言わない仏です。仏の割に髪の毛へのこだわりが強く、週単位で美容室に通っています。 -
意気込みをお願いいたします!
プロジェクトとしても個人としても、問いを立てる存在であり続けたいと思います。
PROJECT TEAM
下山田 志保
代表
株式会社Rebolt 共同代表。現役女子サッカー選手。慶應大卒業後、ドイツに渡り2シーズンプロ選手としてプレー。2019年春に同性のパートナーがいることを現役選手として初めて公表。現在は日本でプレーしながらReboltで生理用パンツの開発、個人として「スポーツとLGBT」をテーマに問題発信を行っている。
内山穂南
代表
株式会社Rebolt共同代表。元女子サッカー選手。早稲田大学卒業後、単身イタリアへ。サッカー文化が根付いたカルチョの国での生活から、日本のアタリマエに違和感を感じ、社会に対して問題意識を持つ。引退後は女性スポーツ界から社会をイノベートすべく、株式会社Reboltを起業。映像制作関連のスポーツクリエイティブ会社にも関わりながら、AEDの普及活動やサッカー指導なども行ってる。
木村瑠々花
メンバー
株式会社Rebolt参画中。サッカーをしっかりやったことがないのに、高校時代から女子サッカーの力を信じてる人。大学卒業後3年間デベロッパーに勤め、現在は今後の暮らしの模索中。スポーツを手段にした生きやすい社会づくりに興味がある。
仮谷 真歩
メンバー
ライターやディレクターとして会社に勤めながら個人でもライター活動などを行う。自分自身がスポーツ業界を目指す中でライターという道を選んだこともあり、スポーツ業界で働くことを目指している学生やアスリート、スポーツに関わる全ての人にとって、何かの”きっかけ”となる記事を執筆するよう心がけている。
mentor林 千晶
株式会社ロフトワーク代表取締役
早稲田大学商学部、ボストン大学大学院ジャーナリズム学科卒。