1本の映像で1つの紛争を止める
インパクトを生み出す。
Social Change From Entertainment
プロジェクト概要
私たちは、クリエイティブディレクター、ビデオグラファー、VFXディレクター等の様々な専門性をもつクリエイターから成るクリエイティブチームです。これらの技術を活かし、人々に社会課題の認知を促すと共に、実際の解決に繋げるエンターテインメント・クリエイティブを制作していきます。
TAG
#エンターテイメント
動機
国連や国際機関がYouTube上で公開している、貧困や飢餓、紛争に苦しんでいる子供たちの動画が再生回数100回を下回っている状況を目の当たりにし、危機感を感じると共に、もしクリエイティブやエンターテイメントと掛け合わせたら、より多くの人に訴求できると確信したことがきっかけです。
仮説
昨今、コートジポワールの内紛の終結、昨年大きなムーブメントを生んだBlack Lives Matter等、社会課題解決の前進に大きな影響を与えたのはSNS上で公開 された1本の動画でした。これらは偶発的に世の中に広まった動画でしたが、 もしこれらを社会課題の解決に視座を持つプロのクリエイティブ集団が、 意図して制作することができたら、そして、制作段階から、国連や国際的な NPO等の課題解決のアクターと協働することができたら、社会課題の解決に より大きなインパクトを与えるのではないかと考えています。
実験
100BANCHでは、世界にまたがる社会課題の解決にインパクトを与える、エンターテイメント・クリエイティブの制作を行なっていきたいと考えています。具体的には、「いつか私たちが共に演奏できる日がくるまで、この映像は完成しない」というテーマのもと、日本の伝統和楽器である箏と同じ淵源をもつ楽器(カヤグム)を文化として保有している北朝鮮、韓国の演奏者とTRiECHOESの三者によるコラボ作品を制作します。
目標
1.北朝鮮への安全かつ最適な渡航方法を構築する。
2.映像の方向性、サウンドの方向性等、アイディアを固めてアウトプットできる状態にする
3.北朝鮮の首脳部からオフィシャルな渡航許可を得る方法を確立する。
未来
地球規模の社会課題を解決し、人間の安全保障の根本原理である「すべての人々が、自由に、かつ尊厳を持って、貧困と絶望から解き放たれて生きる」ことのできる状態をつくる。
リーダーインタビュー
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あなたはどんな風に育ちましたか?
教師をしている両親のもとに生まれました。一人っ子です。教育熱心な母に反発し、荒れた小中学校生活を過ごしていましたが、高校生の時に箏曲部に入部し、人生が一変しました。片道2時間半の通学時間の中、朝練昼練夜練、更に部活後にプロの先生に習う等、全ての時間を箏の練習に使い、全国大会に出場。高校の部活の経験が、今の自分を支え、箏とダンスミュージックを掛け合わせるというアイディアにつながりました。 -
渋谷の街のエピソード
前職時代に、渋谷の資格の予備校に通っておりました。
特に、セルリアンタワーの近くにある、穀雨というラーメン屋さんが大好きで、当時は週3回行っていました。これからまた通えるのが嬉しいです! -
メンバーたちの意外な一面
副代表のルーニーの髪型はアフロで、性格の明るさも相まって、本名だと思われることも多いですが、実際は、アフロにして1年ほどしか経ってなく、本名は小川です。元々は検察官を目指して、ロースクールに通ってました。 -
意気込みをお願いします!
よくソーシャルグッドだねと皮肉めいて言われることが多いですが、僕たちは本気で、1本の動画で紛争を止めるようなインパクトを生み出します。よろしくお願いします!
PROJECT TEAM
宮武正之
代表 / Creative Director
1992年生まれ。 小学校時代に子供親善大使として訪れた、タイの子供達の貧困の状況に衝撃を受け、社会課題解決の道を志す。2014年にインターンとして訪れたグラミン銀行のクリエイティブ・映像戦略の緻密さに触れ、社会課題解決を実現するためには、クリエイティブ領域が必要不可欠であることを実感。新卒で入社したPwC Japanを退社後、2019年に社会課題解決にインパクトを与えることを目的とした、クリエイティブ集団TRiECHOES CREATORSを結成。トータルプロデュースを手がけるアーティスト集団TRiECHOESの作品は、YouTubeやTikTokをはじめとする、SNS上で10億回以上再生されている。
小川海利
副代表 / Producer
1993年生まれ。 UBERでのタクシー領域の日本進出事業に営業として従事した後、2019年よりTRiECHOES CREATORSの立ち上げメンバーとして参画。主にTRiECHOESの作品の制作全般のマネージメントに関わっている。また自身も、2021年10月より学校給 食におけるフードロスを減らすことを目的とした給食チャンネルをTikTokにて立ち上げ、演者として出演。開設2ヶ月ながら20万人のフォロワーを獲得している。 愛称はルーニー。
神田龍介
Video Director
1995年生まれ。 大学在学中より、映像ディレクターとしてのキャリアをスタートさせる。撮影・編集、ドロー ンの操縦、カラーグレーディングといった、全ての映像制作のプロセスを一人で行うことができ、これまで、アーティストのMVや企業映像など幅広いジャンルの映像制作を担当してきた。代表作は、世界最大級のEDMフェスであるUltra Japanのメインステージの映像や、ZEDDやAfrojack、Oliver Heldenceといった世界的に著名なDJの映像が挙げられる。
井上正
Art Director
1992年生まれ。創価大学工学部中退後、桑沢デザイン研究所へ入学。新卒で広告制作会社たき工房に入社。グラフィックデザイナーとして経験を積み、現在は複数のスタートアップでディレクションやデザインチームの立ち上げに携わる。TRiECHOESではアートディレクターを務め、ロゴをはじめとしたブランディングデザインをメインで担当
平野サライ
TRiECHOES CREATORS
株式会社Sova
1999年生まれ。2008年、2009年と2年連続で全国高等学校総合文化祭日本音楽部門において全国1位に当たる文部科学大臣賞を受賞。TRiECHOESとしての活動のほか、Video editor / Motiongraphics Designerとして上場企業をはじめとする様々な企業の映像制作を手がける。
金丸百合花
TRiECHOES CREATORS
慶應義塾大学4年
株式会社OneNova
1999年生まれ。慶應義塾大学在学中。 フィリピン出身の母の影響で、フィリピンで起きている違法労働や環境への負荷に興味を持ち、在学中にエシカルファッションブランドを扱う、株式会社ONE NOVAを設立。 2020年よりTRiECHOES CREATORSに箏Performerとして参画。また、モデルとしても活動し、 グローバルブランドのKitKatやColumbiaをはじめとする様々な企業やブランドのモデルを務めてきた。これまで、CAMP FIRE AWARDやForbes 30 under 30 asiaを受 賞。
岡村秀太郎
TRiECHOES CREATORS
1999年生まれ。3歳から佐野奈三江、箏地歌演奏家である父・岡村慎太郎に箏・三絃を師事。第26回おかやま全国高校生邦楽コンクール奨励賞。2020年よりTRiECHOES CREATORSに参画し、箏サウンドの総合監督を行う。東京藝術大学音楽学部邦楽科箏曲生田流専攻に在学中。
清住弘人
Engineer
1991年生まれ。大学在学中、日本・中国・韓国の学生と共に東アジアの国交改善および次世代 の交流を目的とした日中韓ユースフォーラムの代表を務める。大学卒業後は、アクセンチュア株式会 社にてエンジニアおよびコンサルティングを経験し、2020年よりTRiECHOES CREATORSに参画。 プロジェクトページやLPの作成等、WEBアプリケーションに関わる業務に従事している。
平川光一
Sound Director
1989年生まれ。2017年にDeloitte入社後、実際の攻撃者が行うサイバー攻撃を模した形式でセキュリティ評価を行うRed Team Operationsサービスの立ち上げに参画し、同サービスを中心とした技術的なサイバーセキュリティ評価業務およびプラットフォーム開発に従事。2019年よりTRiECHOES CREATORSにサウンドディレクターとして参画し、作曲、編曲、DJ、キーボーディスト等を担当。
梶生冬
Hair and Make up artist
1990年生まれ。ヘアメイクの専門学校を卒業後、人気バンドの専属ヘアメイクとして活動する傍ら、テレビCMやバラエティ番組でのヘアメイクを行ってきた。2020年よりTRiECHOES CREATORSに参画し、ライブパフォーマンスやPV撮影の際のヘアメイクを担当。
mentor小橋賢児
The Human Miracle株式会社 代表取締役/クリエイティブディレクター
1979年東京都生まれ。88年に俳優としてデビューし、NHK朝の連続テレビ小説『ちゅらさん』など数多くの人気ドラマに出演。2007年に芸能活動を休止。世界中を旅しながらインスパイアを受け映画やイベント製作を始める。12年、長編映画「DON’T STOP!」で映画監督デビュー。同映画がSKIPシティ国際Dシネマ映画祭にてSKIPシティ アワードとSKIPシティDシネマプロジェクトをW受賞。また『ULTRA JAPAN』のクリエイティブディレクターや『STAR ISLAND』の総合プロデューサーを歴任。
『STAR ISLAND』はシンガポール政府観光局後援のもと、シンガポールの国を代表するカウントダウンイベントとなった。
また、東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会主催の東京2020 NIPPONフェスティバルのクリエイティブディレクターにも就任したり、キッズパークPuChuをプロデュースするなど
世界規模のイベントや都市開発などの企画運営にも携わる。