環境に負けない進学を

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atelier basi

プロジェクト概要

atelier basiは様々な海外大学の学生も巻き込みながら、少人数の座談会やワークショップ、個別メンタリングを通じ、海外の大学への進学を志すコミュニティーとして受講生が互いに高めあいながら、学校や塾からのサポートが少ない地域・学校からでも海外の大学への道が開けるよう、無償で完全サポートを提供するプロジェクトです。

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動機

近年、海外大学への進学が注目を浴びるようになってきた中でも、地域によっては未だ海外進学が現実的な選択肢として捉えられず、周囲の応援を得にくいのが現状です。情報を得る上で対策塾や先輩の存在は不可欠ですが、それを得られるかどうかは経済的・地理的状況に依拠しており、全ての受験生に保障されているわけではありません。 昨年度、約14名の受講生がatelier basiからのサポートを受けて志望する海外の大学に合格し、また自分について新たな理解や創造性へのインサイトを得られたように、今年度も挑戦し続ける高校生の背中を後押ししたい。一人一人の独創性を受け入れ育み合う空間で、自ら納得のゆくまで考え抜いた目標の実現を、経済的・地理的条件に関わらず伴走したい。似た環境から進学した先輩に相談できる場を。それぞれの個性を「生かす」受験サポートを。同じ試練を乗り越えようとしている仲間がいるコミュニティーを。勇敢にも海外大学受験に挑戦する高校生が欲する場所を無償かつオンラインで。 そのような思いで、atelier basiを立ち上げ、これからも運営していく存分です。

仮説

atelier basiは昨年度完全オンラインでプログラムを完走し、13名の日本人高校生の海外大進学をサポートすることができましたが、情報共有が不十分になってしまい、コミュニケーション不足による齟齬が生じたり、仕事の分配が偏る場面も多々ありました。また、活動場所が団体のオンライン上のワークスペースに限られていたため、団体外とのコラボレーションや連携をあまり行うことができていませんでした。 この100banchではこれまで全国各地、あるいは世界各地に散らばっていたメンターが一堂に会し、さらに団体外の方に関わっていただくことで、より充実したプログラムを提供できることができるのではないか。

実験

1.メンター陣が実際に集まって作業が出来る活動拠点として100BANCHを有効活用することで、対面で密接な情報共有を行いながら作業を行い、綿密な個別サポートや、ワークショップ、面談を実施する。 2.多様な分野の先駆者による伴走を通じ、我々atelier basiのメンター陣によるオフラインでの効果的な共創をより一層進め、受講生のみならずメンターも個性を最大限発揮し、さらに指導力や協調力、創造性を培う事の出来る、「アトリエ」(芸術工房)の創出を目指す。 3.100BANCHを通した他団体や多様な業界の方々との出会いから、企画立案、資金調達、意思共有など団体運営に必要な様々な助言をいただき、相互に刺激し合う環境の中でより良いatelier basiのあり方を追求します。

目標

昨年度のよかった点・反省点を踏まえながら、今年度の受講生のそれぞれの夢や目標に繋がる進路選択に伴走し、その実現をサポートする。100BANCHのGARAGE Programを活用させていただくことで今年は、団体内外の様々な方に関わっていただき、オフライン・オンラインの両環境の利点を活用し、より一層充実したプログラムを確立し、大学受験という短いスパンではなく、今後の人生にわたり支えとなる経験とコミュニティを提供する。 また、100banchをオフラインワークの拠点のみならず、情報発信の拠点としても活用し、これまで以上に多くの人たちにリーチアウトする。その延長線上に恒常的な資金調達のシステムを構築する。

未来

全ての学生が地理的もしくは経済的な障壁によって自らの志望する進路を諦めることなく夢への道を切り開くことができ、自身が置かれている環境に囚われることなくそれぞれが必要とされる場所で想い想いの世界観を実現して、新たな形での恩送りを繋げていき、世界に還元・寄与する社会を実現する。

リーダーインタビュー

  1. あなたはどんな風に育ちましたか?
    (李)一人っ子でつくば市に生まれ、親の研究室(の裏の広場)を遊び場としていました。中国やアメリカの小学校では絵画コンペに出たり、オペラを作ったり、ガールスカウトになったりととにかく自由に過ごすも、帰国してからは勉強と自分の無知を知らされるばかり。そんな経緯であまり面白みのない20歳になってしまいました。
    (田中)大阪府に生まれ、生後3ヵ月で渡英。小さい頃は親の研究室と図書館に入り浸り、読書やサッカー、水泳に打ち込む。帰国後は大阪や奈良でサイクリングをしたり、好きなことを勉強したりと一貫して好きなこと(だけ)に打ち込んできた。最近は積読しがちだが、早期解消を目指している。
  2. 渋谷の街のエピソード
    (李)上京するたびに、最初に訪れる場所といえば渋谷でした。特に所属する財団の施設が施設が渋谷にあるため、そことFreeman Cafeに入り浸っていました。
    (田中)父親の単身赴任先が渋谷から数駅行ったところにあり、東京に来るたびに敢えて渋谷駅で降り、荷物を多く抱えながら代々木公園へと抜けるビル群が立ち並ぶ道を歩くことを密かな楽しみにしていました。
  3. メンバーたちの意外な一面
    しっかりしていると周りには思われがちなメンバーばかりだが、ぬいぐるみ好きも多い。
    ただ、本当に思いやりと責任感が強いので、何があっても一緒に頑張ってくれる、大事なメンバーたちです。
  4. 意気込みをお願いします!
    Conventionality is not moralityを掲げ、今日も明日も明後日も夢を叶える第2のランドを作るべく邁進します。

PROJECT TEAM

田中祐太郎

共同代表

2000年 大阪府で生まれるも、生後3ヶ月でイギリスに移住。研究者の父から影響を受け、医学に幼い頃から興味を持つも、高校時代に情報科学と出会い、その両方の分野を横断して勉強したいと決意する。そこで大学では応用数学(計算生物学)を専攻しつつ、興味のある生命工学や哲学を副専攻として勉強している。将来は医学分野におけるデータサイエンスの応用の研究に従事し、情報科学を用いた人体の深層理解を試みたいと考えている。

李卓衍

共同代表

2000年 茨城県生まれ、山口県育ち。科学者の両親のもとで育つも、幼いころから芸術的創造に関わる活動に携わることを夢とし、小説の執筆活動などを行う。高校時代に物理学や材料工学と出会い、芸術と工学・理学の交差点に身を置きたいと思うようになり、そのため複合的に学問を学ぶことのできる米国の大学への学部進学を目指す。現在は生命工学および美術史を専攻しつつ、より多くの媒体を自由自在に扱える人間になるために、ソフトウェア開発やデジタルアートなどにも取り組んでいる。

谷口友哉

2001年愛知県生まれ。2歳から6年半アメリカのウェストバージニア州で過ごす。大学では応用数学/地球環境工学を専攻/副専攻予定。再生可能エネルギー、特に波力による発電に興味があり、またスマートグリッドシステムのデザインにも関心がある。幼少期から続けている書道に加え、絵画などの芸術的素養も高めたい。

市岡彪吾

高校時代はマジックやディベート、エンタメから生まれる正の感情を神経科学で定量化する研究に主に関わる。大学では心理学やアート、コンピューターサイエンスなどの学問を幅広く学びながら、エンタメと神経科学の融合に取り組んでいる。

浅野啓

中学時代にコンピューターアルゴリズムの勉強を始め、その知識を活かしモバイルアプリ開発を中心に行う。現在はフロントエンドの中のバックエンド、つまりエンタメや芸術など、人が直接触れ合うことになるソフトウェアの中にあるライブラリであったり、ドライバなどの開発をしている。

八木新之助

2003年兵庫県生まれ、幼稚園の2年間をカリフォルニアで過ごす。幼少期より地図にハマり、架空のロードマップや航空図を書く。高校時代は競技場での観客の心臓突然死を減らすRED SEAT を考案し、現在も普及活動を続ける。やがて地図を通して世界中の「街」に出会い、大学ではUrban Studiesを専攻、新興国での都市計画を志す。

大谷碧

中高時代に動物福祉と分子生物学に興味を持ち、福祉団体の運営と共にプラナリアや植物の幹細胞に関する研究を行う。将来は個体の発生過程を分子生物学の研究で明らかにし、その応用として動物実験代替法を開発することで、基礎生物学・動物福祉を発展させたい。

横田晏

東京で生まれ育ち、高校卒業後英国キングスカレッジロンドンの進学準備コースにて1年学んだのち同大学学部課程に進学。社会問題、特にあらゆる格差が起きる社会構造に対して興味を抱き、歴史と政治経済を専攻している。

松野知紀

茨城県の公立中高一貫校出身。政治・政策に関心があり、中高時代は国際会議等への参加を通して、貿易や経済に関する理解を深めてきた。大学では、政策形成論を主に学習する予定であり、社会問題に対する定量と定性評価のバランスを探り、様々なステークホルダーが考慮される政策立案の仕組みを確立したいと考えている。

山野井咲耶

栃木県生まれ栃木県育ち。高校時代に宿泊施設を利用せずに、格安で18カ国を巡る。アメリカについてのクイズ大会の副賞としてワシントンD.C.に派遣。昨年度はatelier basiの受講生として進学支援を受け、今年度はメンター・広報として活動に携わる。今秋から中東の大学に進学予定。

加藤美樹

小学校3年間を米国で過ごした経験から、米国の高校を志し進学。高校での、デジタルアートと映像の制作や、舞台照明などの活動を通し、エンターテインメントの分野に興味を持つようになる。多角的にエンターテインメントを含む様々な事象を捉えたいと思い、現在は主に生命科学と社会科学を学んでいる。

松本杏奈

徳島県生まれ徳島県育ち。社会問題への意識啓発を目的とした芸術活動を行っており、MONSTER Exhibition 2020アーティストとして昨年秋に渋谷ヒカリエで展示、今年秋にはフランス・パリのGalerie Grand E’ternaで展示活動を行う。その他、世界最大の女子学生向けアプリ開発コンテストTechnovation Girls 2021に出場中。大学では機械工学を専攻する。atelier basiのサポートを受けて海外在住経験皆無にして米国大学に合格し、現在はプログラムの第2期メンターに従事。

山邊鈴

長崎県で生まれ育つ。中学生の頃より途上国の都市のスラムに関心を持ち取材を続ける。高校1年時には地域格差への問題意識から地元で学生団体を設立、高校2年時にはインドに1年間留学し低カーストの子どもたちのファッションショーを開催、高校3年時には国内の分断と格差への関心から執筆や講演を行う。大学では労働経済や福祉政策を学ぶ傍ら、同じ言葉を持たない者同士がどのようにして分かりあえるのかを社会学的な観点から追究したいと考えている。

谷澤文礼

日本各地を転々とした幼少期。ムクロジの実を集め、アオスジアゲハを追いかける。そんな日々の中で、大自然の雄大さに心躍らせていた。野鳥観察や昆虫飼育での原始的感動は、より高次で洗練された学問への関心に繋がる。高校でのハエ研究を通じて、生態レベルの純粋な生物学の探究を決意。行動や進化を軸に分野・解像度を自由に行き来できる生物学者を目指している。

清水悠行

イエール大学2年;CS、統計、データサイエンス専攻予定。高校在学中に表面技術の研究が評価され日本化学会年会にて学会発表、スタートアップで新規事業開発に携わるも、東京大学在学中にCSとデータサイエンスに目覚め、CSの分野に進むことに決める。将来はCSをバックボーンとしたアントレプレナーを目指している。

宮本陸央

大阪生まれアメリカ育ち。渋谷の中高一貫校出身。中高時代はやりたいことが見つからず、ディベート、ロボコン、BCP(事業継続計画)の研究、原発性手掌多汗症の研究など、様々な分野に手を出すが、最終的にタンパク質工学の研究に興味を持つ。タンパク質デザインを学び、任意のタンパク質が計算により導き出され製作可能となる社会を目指している。

田村彰悟

愛知県に生まれ、アメリカ、鳥取、愛媛と各地を転々とする。高校時代は松山市で寮生活を送り、市内の観光名所道後温泉に入り浸る。温泉を囲む神社や寺に大きな魅力を感じ、それを伝えるためにツアーイベントを友人と共に企画・実行。寺社を訪れ、自然の匂いや古風な空気感に触れる中で幾度も先人の姿が鮮やかに浮かび上がってきた。そんな質感を伴う「人間の想像力」を生物学的に解明したい想いから大学では神経科学を専攻予定。

頓所凛花

中高時代に励んでいた模擬国連をきっかけに国際関係と公共政策に興味を持つ。大学入学当初は国際関係論を専攻しようと考えていたが、偶然受講した情報学の授業を通して、元々理系の血が沸いた。ビッグデータやAIを利用した政治や政策立案を夢見て、現在は情報理工学と法学(公共政策)を専攻する予定。将来はテクノロジーを通して効率的かつ効果的な意思決定に携わりたい。

金世和

ボストン生まれ大阪育ち。中学から東京に引越してきた。千葉の中高一貫校に通った。テニスとディベートを主にしていた。ディベートのビッグテック論争の研究を通し公正取引委員会と話す機会の後、ブロックチェーンとナノテクノロジーの融合により商品のブランドトラストを構築して行きたいと思っている。現在は経済学と国際関係のドゥアルディグリーを志望している。

中山まり菜

兵庫県生まれ東京育ち。アメリカ合衆国で小学校の半分を過ごす。高校ではインターナショナルスクールでの先生ボランティアに力を入れ、卒業後のギャップタームでは同じ学校でシャドウティーチャーとして勤務し、先生を補助をしている。大学では教育を専攻しつつ、生徒の多様なニーズに応えられる教育のあり方について研究したいと思っている。

mentor林 千晶

株式会社ロフトワーク代表取締役

早稲田大学商学部、ボストン大学大学院ジャーナリズム学科卒。花王を経て、2000年にロフトワークを起業。Webデザイン、ビジネスデザイン、コミュニティデザイン、空間デザインなど、手がけるプロジェクトは年間200件を超える。グローバルに展開するデジタルものづくりカフェ「FabCafe」、素材に向き合うクリエイティブ・ラウンジ「MTRL」、クリエイターとの共創を促進するプラットフォーム「AWRD」などを運営。MITメディアラボ 所長補佐、グッドデザイン賞審査委員、経済産業省 産業構造審議会製造産業分科会委員も務める。森林再生とものづくりを通じて地域産業創出を目指す官民共同事業体「株式会社飛騨の森でクマは踊る」を岐阜県飛騨市に設立、代表取締役社長に就任。