アートでつなぐ、視覚障碍者の新たな道。

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STREET ART LINE PROJECT

プロジェクト概要

STREET ART LINE PROJECTは、点字ブロックが街で不足・不整備状態にある課題に対し、アートの力を取り入れた点字ブロック「STREET ART LINE」を開発し、健常者への啓蒙性を持たせながら、視覚障碍者が街を楽しむための道をつくりだしていくことをミッションに掲げ、活動をしていきます。

動機

昨今、日本の各地で都市開発が行われ、文化だけでなく都市機能がアップデートされて、街はどんどん便利になっている一方で、視覚障碍者の道となる点字ブロックに目を向けてみると、剥がれている部分があったり、立ち往生する人や看板に塞がれてしまっていたり、そもそも敷設されていない道があったりと、健常者が意識しづらいが故の課題が生まれてしまっていることに気づいたこと。
さらに、視覚障碍を持つ当事者へのヒアリングの中で、「点字ブロックがもっと繋がっていれば、歩きやすくなる。」「本当は行きたい場所があるのに、点字ブロックがないから行けない。」という声に出会ったことも大きな動機となっている。

仮説

視覚障碍者が歩きやすい街づくりを行うためには、

①点字ブロックが不足している場所への敷設
②健常者の点字ブロックに対する意識醸成

①だけではなく、②も必要だと考えている。 単純に不足している場所に点字ブロックを敷設するだけでは、点字ブロックを立ち往生や自転車・看板などで塞ぐなどの、「健常者の無意識」から生まれる行動をなくすことができないため、「STREET ART LINE」は、①②の両方へのアプローチにトライしている。

実験

渋谷区において、点字ブロックが敷設されていない93ヶ所の観光名所までの道の該当箇所で、「STREET ART LINE」を敷設する場所を確定させる。特に、渋谷駅付近のエリアや、ササハタハツエリアなど、重点開発地区として渋谷区が開発を進めている地域への敷設を実現させたい。また、各地に継続的に「STREET ART LINE」を敷設していける資金源の確保に向けた、特別協賛パートナー選定にも合わせて取り組む。

目標

■点字ブロックが敷設されていない93ヶ所の観光名所までの道の該当箇所のうち1ヶ所への敷設を決定させる。
■健常者における、点字ブロックに対する意識変容。(点字ブロックの存在意義の再認識)
■メディアでの情報発信による、当プロジェクトの大義への認識/共感づくり。
■次回施策の実施資金源の確保、特別協賛パートナー選定。

未来

【視覚障碍者が ”本当に行きたい場所” にたどり着ける街づくり】 日本だけでなく世界全体が、一人一人が持つ個性と多様性を受け入れ、誰もが自分らしく輝ける未来を作ろうと同じ方向を向いている現代。でも、目先の街中に視点をあててみると、行きたい場所にたどり着くための道すら用意されていない人たちが存在してしまっている。私たちが活動を通じて実現したいのは、視覚障碍者が ”本当に行きたい場所” に自分でたどり着ける未来である。

リーダーインタビュー

  1. あなたはどんな風に育ちましたか?
    幼少期から高校まではサッカーに、大学時代にストリートダンスに打ち込み、アメリカ留学中には現地のダンスクルーにも所属。
    当時ポートランドを拠点に活動していたクルーメンバーたちと、様々なエリアに遠征し、ダンスを通じてローカルコミュニティと繋がる経験を得られた。
    また、アメリカではダンスに打ち込む傍ら、現地のクリエイティブブティックにも所属し、ローカルビジネスを発展へと導くトライもした。
    こうした経験が、今回のプロジェクトを構想するに至った根本にも繋がっているかもしれない。
  2. 渋谷の街のエピソード
    実家が東急東横線沿いだったこともあり、小中高大と、学生時代の多くの時間を渋谷で過ごした。
    渋谷の街中で、ダンスを練習できる場所を探して練り歩いていた時期もある。
  3. メンバーたちの意外な一面
    Founderである3人は高校時代を同じ寮で過ごし、そのメンバーで全員が30歳になる来年に、トライアスロンの世界大会であるIRONMAN CAIRNSへの出場を目指している。
  4. 意気込みをお願いします!
    Diversity&Inclusionが当たり前に叫ばれる現代に、健常者の当たり前ができない状況に立たされてしまっている視覚障碍当事者たちの未来を、少しでも前進させられるよう、このプロジェクトの3ヶ月間を使い切ります!!

PROJECT TEAM

阿部佑紀

Founder / Planner

2016年に博報堂に入社後、マーケティングストラテジーに根ざした、効果を生むクリエイティブづくりを目的に、主に企業のIMC立案業務に従事。企業・ブランドのパーパス規定からオンライン上のUX設計まで、幅広くプラニングを行う。主な受賞には、ACCシルバー、ACCヤングコンペ ファイナリスト、販促会議 企画コンペティション協賛企業賞など。

車戸高介

Founder / Planner

2017年に日建設計に入社。主に都心エリアの都市開発コンサルに携わりながら、新規事業チームとして都内パブリックスペースの活用提案を行う。現在は仕事の傍ら広告・企画コンペなどに参加。過去の受賞はACCシルバー、ACCヤングコンペ ファイナリスト、第3回Metro Ad Creative Award審査員賞受賞。

mentor遠藤海太郎

Founder / Planner

2017年にサントリーホールディングスに入社。健康食品事業のITインフラ設計、構築に携わる。現在は仕事の傍ら広告・企画コンペなどに参加。過去の受賞はACCシルバー、ACCヤングコンペ ファイナリスト、第3回Metro Ad Creative Award審査員賞受賞。

道堂本丸

Producer

2021年にテックエンタメレーベルHYTEKを設立。大学時代に、ウェアラブルコンピューティングを活用したダンスパフォーマンスシステムの開発に関わる。マーケティングツールの開発やデータ分析に従事する傍ら、ARやVRなどの新しいテクノロジーを活用した次世代顧客接点の研究開発などに携わる。大学やベンチャーの持つテクノロジーの種と企業のビジネスの種を結び付けた事業創造を目指す。2016〜2019年ミラノサローネ出展。

満永隆哉

Director

2021年にテックエンタメレーベルHYTEKを設立。クリエイティブ職のプランナーとして国内外のブランドのプロモーション・コピーライティング・PRを担当。裏方として制作業務に従事する傍らパフォーミングアーティストとしても活動を行い、アメリカNBA公式戦やTEDxなどのステージに出演、振付や演出も行う。エンターテインメントの表舞台と裏方と、マスとストリートとの境界を溶かすことが目標。

白井崇陽

魂のバイオリニスト白井崇陽(シライタカアキ)情感豊かに心を包み込む暖かい音色は、歌そのもの。ニューアルバムでは、文字通りボーカル楽曲の歌唱にも挑戦。全国各地での演奏の他、学校での講演(トーク&ライブ)・舞台音楽への参加・アニメやゲーム音楽のレコーディング・ラジオパーソナリティ・囲碁など、幅広く活動中。

mentor長谷部 健

渋谷区長

原宿生まれ、原宿育ち。 (株)博報堂退職後、ゴミ問題に関するNPO法人greenbirdを設立したほか、NPO法人シブヤ大学、NPO法人ピープルデザイン研究所の創設にも携わる。 2003年に渋谷区議に初当選。以降、3期連続トップ当選。 2015年4月、渋谷区長就任。