未来の日本酒ファンのために、 日本酒の多面的な価値創造を目指します!

WAKAMONO SAKE Project

プロジェクト概要

「趣味:日本酒」と言える若者を増やすべく、美味しさを伝えるのはもちろんのこと、飲むだけではない多様な日本酒の楽しみ方を提案します。

  • 食フード
  • 02絶滅寸前で救われた文化が未来の豊かさの源泉になる
  • #酒
  • #日本文化
  • #コミュニティ
  • #米
  • #若者
  • #食文化
  • #日本酒
  • #24期

動機

日本酒の価値が正しく認識されておらず、そのポテンシャルが発揮されていない現状にもったいなさを感じているから。

仮説

仮説①:日本酒は人生を豊かにする

仮説②:日本酒は正当な評価を受けていない

仮説③:若者の酒離れは、酒嫌いと同義ではない

日本酒は人生を豊かにします。人生の苦楽に寄り添う懐の深さがある嗜好品ながら、日本特有の文化として1000年以上の歴史を持ち、”米・水・麹・技術”と、日本人の魂で造られた世界に誇るべき“國酒”としての側面があります。また、酒蔵は全国に約1500社、海外にも40社が存在していると言われ、各蔵が独自の価値観、戦略を持って日本酒を製造しています。 さらに現在、日本酒業界は過渡期にあると言えます。過去にビールやワインがなく、酒といえば日本酒であり、造れば造るだけ売れた時代に、国の指導によって酒質の没個性化、値付けの不自由さなどがありました。ここ20年で市場の自由化もあり、「文化の酒」から自然と科学技術が融合した「文明の酒」へと進化しています。危機感を抱いた少数の酒蔵に寄って、低アルコールのものや酸に特徴を持たせたものなど、飲み慣れていない人にも飲みやすい日本酒を出したり、地元の原材料にこだわって、その土地に根ざした個性を主張したりと、より多様になろうとしています。その多様性がゆえに日本酒は、分野、地域、世代を超えて人を繋げることができる可能性があるのです。 ただし、それらは消費者に届いてこそ価値を持ちます。非常にもったいないことに、その日本酒の魅力に気づいている人は国内、特に若者において極めて少数です。その結果、日本酒の消費量が減り、数百年続く酒蔵が潰れるというような悲しいことが起こっています。 そこで、私たちが料理とのペアリング、酔うということ、熟成酒、並行複発酵という独特の製法、発酵など日本酒の魅力を若者に届けることで、そのポテンシャルが遺憾無く発揮される世界を実現します。その世界では、ひとりひとりが日本酒をそれぞれの嗜好で愛することで、もっと幸せになっているはずです。

実験

オンラインコミュニティとオフラインサービスを通した、O2Oによる滑らかな日本酒体験

<オンラインコミュニティの創設>

・時空を超えた同世代による思いの共有

<オフラインでのサービスの展開>

・飲食店やイベントへのスタッフ派遣を通して、日本酒の消費によらない価値の提供

・酒蔵見学、酒造り体験を通した、酒蔵のファン作り

・一流の飲食店でのイベントを通した、食へのこだわりを喚起

目標

・サービスのローンチ

・ホームページの立ち上げ

・オンラインコミュニティの制定

・酒蔵、飲食店、イベント運営会社等、協力組織への営業

未来

「趣味:日本酒」と言える若者が全世界中に存在し、日本酒市場がワイン市場を超える。 日本酒によって日本の、特に地方の価値が向上する。 食へのこだわりが喚起されることで、人も地球も健康になる。

プロジェクトリーダーへ一問一答

  1. 「あなたはどんな風に育ちましたか?」
    ナイキの名を持って練馬で生まれる。小学校低学年の3年間ほどを大阪で過ごすなど、引っ越しは多かったが珍しい名前のため、すぐに馴染めた。中学3年の時にオランダに行ったことをきっかけに、練馬を出ることを決意。当時好きだったアニメの影響からARの研究をするために区外の理系の高校に進学する。円満離婚した両親譲りの超絶ポジティブな性格。
  2. 渋谷の街のエピソード
    3年ほど務めている日本酒スタートアップのオフィスが、100BANCHから徒歩10分のところにあるため、猿楽町あたりによくいる。浪速のたこ焼き・天風での立ち飲みがお気に入り。
  3. メンバーたちの意外な一面
    高校で初めてできた友達が大高尚人。嗜好は似てるが性格が真逆なため、ユニークな関係性を築けている。
  4. 意気込みをお願いします!
    全ての人が繋がりの中で生を全うする世の中にします。

プロジェクトメンバー

  • 代表内記朋冶

    1994年、東京都練馬区生まれ。日本酒スタートアップ「株式会社Clear」勤務。「Makers University」4期生。人と食と自然とITとアートを愛する。それらを内包する”日本酒”に出会い、若者への魅力の普及に努める。趣味は、友人の手伝い(昆虫食やバスの運転、狩猟)、旅行、アート鑑賞など。

  • 巡人立川哲之

    学生時代に東北の日本酒に心を奪われ「食と酒 東北祭り」を立ち上げる。その後、バイオベンチャー企業に就職するも、日本酒愛に抗えず退職。現在は、日本酒メディアのコンテンツパートナー。冬場は宮城県の佐々木酒造店にて酒造りをしつつ、全蔵めぐり -日本酒を醸す全ての蔵をめぐる旅-を行っている。

  • 蔵人大高尚人

    1994年生まれ。東京農業大学卒。在学中は醸造科学科の酒類生産科学研究室に所属。職人への憧れと科学や自然への愛から、日本酒造りの道へ進む。日本中の酒蔵を訪ね、酒販店や日本酒メディアの仕事に関わってきた。現在は東北の酒蔵にて修行を積む。

  • IT人室田雅貴

    新潟大学卒業。同大学院在学中。NICT主催のSecHack365を一期生として修了し、優秀研究としても認定される。 大学では日本酒学の講義を聴講し、日本酒の可能性に惹きつけられている。

  • 唎人佐藤颯太

    1996年、宮城県名取市出身。神奈川大学卒。日本酒専門メディア編集部と横浜野毛の日本酒専門店でダブルワーク中。

メンター

  • カフェ・カンパニー株式会社 代表取締役社長楠本 修二郎

    1964年福岡県生まれ。リクルートコスモス、大前研一事務所を経て、2001年カフェ・カンパニーを設立。 コミュニティの創造をテーマに「WIRED CAFE」など約80店舗の企画・運営や地域活性化事業、商業施設プロデュース等を手掛ける。 2021年「日本の愛すべき食を未来につなぐ」ことを目的にグッドイートカンパニーを設立。 その他、内閣府クールジャパン等の政府委員や東日本の食の復興を目的とした「東の食の会」、「おいしい」を軸に新たな循環や仕組みを生み出し持続可能な未来への貢献を目指す「おいしい未来研究所」の代表理事等も歴任。

    楠本 修二郎さんのページを見る

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