世界中で様々な「旨味」を発掘/構築することを目的とした、移動式の出汁ラボラトリー

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UMAMI Lab

プロジェクト概要

UMAMI Labは、出汁を引く全ての機材を1つのスーツケースに収め、日本に留まらず様々な場所を対象にその土地ならではの「旨味」を発掘することを目的とした、移動式のポップアップ出汁ラボラトリーです。また出汁を触媒に、様々な食材や食品を繋ぐことで新しい味覚文化や味覚体験の開拓を行うことを目的にしています。

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動機

祖母は煮豆屋、父親は脱サラし河豚屋と、小さい頃から食に近い環境で育ちました。一方で、私自身は広告の世界でそれなりの日数過ごしていますが、数日から数ヶ月で消えてしまう刹那的なクリエイティブ=創造性の在り方に得も言われぬ思いを抱くようになりました。そこでそのクリエイティビティを、自分自身を形成する最も重要な「食」の世界に生かせればと思い立ち、UMAMI Labのスタートに繋がりました。
現状、多くの日本の家庭では出汁を作る際には簡単な顆粒だしを使ったり、便利な麺つゆを使うなど、ちゃんと出汁を引かずに本当の出汁の味に気が付かない状況が多く見られます。そこで再現性と拡張性の高いコーヒーのスタイルを取り入れた、新しい出汁の「インターフェース」と「移動体ラボ」を軸に、旨みの抽出を楽しく、わかりやすく、広く伝わるようにデザインし直すことで、「出汁を引くことは難しくない」ことと「体にいいものをちゃんと摂取する必要性」そして「何より美味しいもの」について伝えていきたいと考えています。これを日本だけでなく世界規模でターゲットを見据え、様々な場所で実施していきます。

仮説

2000年初頭まで旨味の存在を認めようとしなかった欧米地域は特に、まだ多くの「旨味に至る食材」や「試していない調理法」が存在すると考えています。また、第五の味覚である「旨味覚」はまだ開ききっていないのではないか、と考えています。地域と人の双方に注目し、まだ眠るポテンシャルを引き上げるための旨味発掘のアプローチに、多くの可能性があると信じています。

実験

行いたい事は
①旨味実験とリサーチ
②イベント
③コンテンツ開発
の4つです。①は、様々な食材を使った出汁の実験とリサーチ。②は、UMAMI Labのシステムを軸にしたイベント企画と実践。③は、商品開発やサービスも見据えた提供価値の整理です。これらを、メンターの協力や他のメンバーからのご意見、およびコラボレーション企画やイベントを行い、UMAMI Labの活動を軸に旨みと出汁の世界をもっとわかりやすく、楽しめる形で国内外の人たちに届けたいと考えています。

目標

①日本中での、複数回にわたるUMAMI Labイベントの実践
②コラボレーションパートナーの開拓
③海外をターゲットとした旨味文化の普及活動

未来

100年後にむけ、旨味が主役の新しい食事や旨みを引き出す新しい調理法が様々に見つかるような、食のあり方の革新と創造的な食コンテンツの発明に繋げていきたいと考えています。

リーダーインタビュー

  1. 「あなたはどんな風に育ちましたか?」
    全員男の三人兄弟の長男。中学生の頃、父親が脱サラし河豚屋を創業。老舗の多い中、フグベンチャー企業として差別性を作るために、アイデアと実験を生かした新しい商品やビジネスを開拓する姿勢を横目に見ながら育ちました。おそらくそれが原体験の1つになり、創造性で色々乗り越えられることを学びました。
  2. 渋谷の街のエピソード
    何か動きがありそうな時の駆け込み寺。悩んだ時、成長する時、何かを始める時に渋谷にいる人や場所が自分を導いてくれたなと、今これを書いていて思い出しました。渋谷には様々な思い出があります。
  3. メンバーたちの意外な一面
    "喜多野さん:僕が浮ついた時の強力なストッパーでありアクセラレーター
    山寺さん:何歳になってもリミットを設けたらダメだと、実践で伝えてくれる偉大なハッカー
    戸嶋さん:冷たいところと暖かいところを両方使い分けながら懐に踏み込む、最強の営業マインドを持ったコミュニケーター"
  4. 意気込みをお願いします!
    死ぬまでこの分野の研究開発とデザインに関わっていきたいので、そこに繋がる大きな一歩を作っていきます。

PROJECT TEAM

望月 重太朗

UMAMI Director / Producer

山口県下関市生まれ。実家が河豚屋。大手広告代理店系プロダクションにて、主にデジタルを活用した様々なプロモーション/ブランディングの企画立案・制作に従事。SXSWやCannes Lionsなどの海外カンファレンスにて、プロダクト出展やスピーカー登壇を数多く行う。2018年、オランダのBorder SessionsにてUMAMI Labをデビュー、日本と海外の双方で食材、地域性、人との繋がりから新しい旨みとの出会いを探索している。

喜多野 審

UMAMI Stylist / Designer

京都生まれ横浜育ち。外資系広告代理店に勤務。主に食品メーカーを中心としたブランディング、プロモーション、商品開発を行う。幼い頃から食の都にて祖母により味覚の基礎を叩き込まれた。記憶の源泉となる出汁をベースに旨みの世界を探求。オランダBorder SessionsにてUMAMI Labをスタート。

山寺 純

Sake Samurai

日本酒の聖地である会津生まれ。コンピュータサイエンスの大学である会津大学初のスタートアップ企業、株式会社Eyes, JAPANのチーフカオスオフィサー。SXSWを始めオランダなど世界中でにも先端的なプロジェクトを出展している。フードギャラクシーや日本酒の可能性の講演を世界各地で行っている。機械による創造性の研究者。

戸嶋 一葉

UMAMI Communicator / YouTuber

秋田県出身。お茶の水女子大学物理学科卒業後、日本マイクロソフト株式会社に入社。パートナー向けインフラSEの経験を経て、2016年にAzure新規事業開拓メンバーとして広告・Web業界向けのクラウドAI企画、Mixed Realityプロジェクトを担当。2018年、PRHYTHM TECH LLCを創業。プライベートではSNSで日本酒の魅力をミレニアル世代に情報発信する活動を行なっている。2017年ミス日本酒 秋田代表。

mentor楠本 修二郎

カフェ・カンパニー株式会社 代表取締役社長

1964年、福岡県生まれ。1988年、早稲田大学政治経済学部卒業後、リクルートコスモスを経て、大前研一事務所入社。平成維新の会事務局長に就任。2001年、カフェ・カンパニーを設立し、代表取締役社長に就任。“コミュニティの創造”をテーマに、およそ70ブランドを展開する他、地域活性化事業、商業施設のプロデュース等多様な事業を手掛けている。2010年よりクールジャパン関係の政府委員を歴任。(一社)東の食の会、(一社)フード&エンターテインメント協会、(一財)NEXT WISDOM FOUNDATIONの代表理事、東京発の収穫祭「東京ハーヴェスト」の実行委員長を務める。