EVENT REPORT

2018.06.18 Mon

渋谷おとなりサンデーに100BANCH が初参加
7つの企画で地域交流を図る

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渋谷に住む人はもちろん、働く人、学ぶ人たちが、自分たち自身で地域交流・地域活動の場を企画し、みんなで一斉に行う6月第1日曜日のイベント「渋谷おとなりサンデー」。第2回目となる今年、100BANCHは「地域のみなさんに活動を知ってもらいたい」と7つの企画を用意し「渋谷おとなりサンデー」に初参加しました。今回参加できなかった方は、ナナナナ祭期間、7/1と7/8に実施をしますので、是非ご参加ください!

当日は地域のゴミ拾いや、薬草茶やウガンダ産のコーヒーなどを味わうマルシェ、紙で紙を刷る紙活字のワークショップや奄美大島の泥を使った泥染め体験などを通して、地域内外の人たちとさまざまな交流がうまれる場となりました。

たくさんの笑顔とエネルギーに包まれた当日の模様を、ここに紹介します!

普段は毎月第1土曜日に開催する100BANCH周辺のゴミ拾い活動「Banch Clean Up」。今回は「渋谷おとなりサンデー」に合わせて特別に日曜日に開催され、100BANCHから徒歩5分と同じエリアにある「スターバックス・コーヒー 渋谷3丁目店」のスタッフにもご参加いただきました。

参加者は合計15名。100BANCHから出発し、周辺を40分ほどかけてクリーンナップしていきます。

普段は何気なく通り過ぎる道の脇にはタバコの吸い殻や空き缶、空きペットボトルなどをはじめ、多くのゴミがあることに気が付きます。

途中、「スターバックス・コーヒー 渋谷3丁目店」に寄ったところ、美味しいドリンクを用意してくれました。

今回、参加していただいた「スターバックス・コーヒー 渋谷3丁目店」のストアマネージャー・簗田祥子さんは「なかなか地域の方と交流することがないなか、今回のクリーンナップのおかげで、楽しく地域の方とコミュニケーションを取ることができました。次回もぜひ参加したいです」とお話しいただきました。

「薬草」を使ったプロジェクト「The Herbal Hub to nourish our life.The Herbal Hub to nourish our life.」

プロジェクトの詳細はこちら

http://100banch.com/projects/the-herbal-hub-to-nourish-our-life/

この日は日本各地、世界各国で見つけた在来ハーブの美味しさと物語を届けるポップアップカフェを展開。プロジェクトリーダーの新田理恵さんが、一人一人の好みや体質に合った薬草茶を淹れてくれました。

国産の薬草茶のほか、今回のためにドイツの修道院で作られているハーブティーを提供。このハーブティーは花のような香りとほんのりフルーツのような甘みがあり、疲労回復や緊張がほぐれるようなリラックス効果もあるとのこと。薬草を使った2種類のスコーン「“満たす”薬用人参とにんじんのスコーン」「“巡る”月桃とかぼちゃの種のスコーン」もありました。

当日、薬草スタンド『イエルバ』はドネーション(寄付)形式で開催されていました。その理由について新田さんは、「5月にオーストラリアのメルボルンにあるドネーション形式のレストラン「Lentil As Anything」に行きました。そこは料理に対して好きなだけ料金を払ったり、お金が払えない場合でもアルバイト的に手伝えば料理が食べられるというシステムで運営されていました。その仕組みがとても心地よかったので、今回はドネーション形式を採用しました」と教えてくれました。

ウガンダ発コーヒーで体験をデザインし、創造性を挽き出すプロジェクト「MATERIA」は、実際にウガンダ産コーヒーをハンドドリップで提供。

プロジェクトの詳細はこちら

http://100banch.com/materia

今回用意したウガンダ産コーヒーは、甘みが強くてまろやかな後味が特徴だと語るプロジェクトリーダーの戸塚佑太さん。

戸塚佑太さん「ウガンダの隣国、ルワンダ・ケニア・エチオピアのコーヒー豆はスペシャルティコーヒーとしても有名ですが、ウガンダ産のコーヒー豆の美味しさはまだまだ認知が少ない状況です。僕たちのプロジェクトを通して、ウガンダ産のコーヒー豆の美味しさをもっと多くの人に知ってもらいたいと思っています」と話しました。

食を共にすることで夢に向かって頑張っている人を応援するプロジェクト「polca Cafeteria」。今回は無料で冷やしカレーそうめんを提供しました。

プロジェクトの詳細はこちら

http://100banch.com/polcacafeteria

「食材などにかかる食堂の運営資金はフレンドファンディングサービス『polca』で集めました」と語るプロジェクトリーダーの前田 塁さん。

暑い日にぴったりの冷やしカレーそうめんを味わいながら、自分の夢について語り合う。会場では「世の中とエンジニアの新しい関係をつくる」「暮らしやすい地域作りを目指す」など、来場者がそれぞれの夢をテーブルに張り出し紹介しました。

前田さんは「昨日、今回の運営資金をフレンドファンディングサービスで調達することができました。暑い季節に外でみんなとワイワイ食べてほしいと冷やしカレーそうめんを作りました。これまで一般の方と触れあう機会があまりなかったのですが、今回はリアルな場として地域の方にもたくさん来場いただき、多くの人や夢と触れあえる楽しい機会となりました」と話してくれました。

2階ガレージで開催されたのは、活版印刷の次の100 年の可能性を発信していくプロジェクト「Paper Parade Printing」の「紙で紙に刷る!?紙活字®のワークショップ」。

プロジェクトの詳細はこちら

http://100banch.com/projects/8745/

紙製の活版印刷用の活字「紙活字®」を引っ掻いたり、破いたりと自由にテクスチャをつけることによって、世界にひとつだけのオリジナル文字を印刷しました。

まずはお気に入りの「紙活字®」を選び、その表面にフォークやミニカーのタイヤなどを使って、オリジナルの跡をつけていきます。

思い思いの跡をつけた「紙活字®」にインクをつけ、印刷キットを使い葉っぱ型の紙に刷り上げていきます。さてどんな出来上がりになるのでしょうか?

オリジナルの1枚が完成! 自分が跡をつけた模様が鮮やかに浮かび上がり、「わっ!」と歓声をあげる参加者たち。参加者同士で刷り上がった文字を見せ合い、それぞれの表現の違いを楽しんでいました。

「Paper Parade Printing」の和田由里子さんは、「開発した『紙活字®』を手軽に触れてもらいたいと思い、このワークショップを企画しました。『紙活字®』は持ち運びやすく、あえて表面に跡をつけたりすることによって付加価値が生まれると考えています。この体験を通して、普段はなじみのない活版印刷の面白さを未来につなげていきたいと思っています」と語ってくれました。

着物を未来につなげるプロジェクト「KISABURO KIMONO Project」は泥染のワークショップ「泥染アップサイクル!」を開催。

プロジェクト詳細はこちら

http://100banch.com/projects/kisaburo-kimono-project/

着なくなった服やお気に入りのアイテムを持ち寄り、奄美大島に1300年以上続く染色技法「泥染」を使って元の製品よりも次元・価値の高いものを生み出す試み(アップサイクル)を行いました。

プロジェクトリーダーのキサブローさんは「昨年、ブラジルで「草木染め」を体験し、それぞれの土地にある色を使って染めることの面白さを知りました。そのきっかけがあり、いま私たちは奄美大島の泥で染めた浴衣を制作しています。今回は日本に伝わる伝統的な泥染を体験してもらうとともに、作り直され受け継がれる着物のように、もう着なくなった服などを新たな価値へと変化させてもらいたいと思い企画しました」と話します。

ちなみに“泥染”はテーチギ(バラ科の樹木である車輪梅)に含まれているタンニン酸色素と泥の鉄分が化学結合をすることによって渋い黒色に染まる技法で、世界で唯一奄美大島のみで行われているそうです。

キサブローさんは今回のワークショップのために奄美大島の泥を用意。奄美大島の泥だからこそ、美しく深い色に染まるとのこと。


何度も繰り返し泥染を行うことで、より深い色に変化していきます。色の差が出るように、染める前に輪ゴムでシボリを入れて模様を作る技法にもチャレンジしました。

泥染を繰り返すこと1時間、それぞれ泥染したアイテムが完成しました! 参加者のひとりは「泥染の工程は予想以上に大変な作業でした。着物以外であまりなじみのなかった“染め”を気軽に体験できたので貴重な経験になりました」と苦労話しも交えながら泥染の魅力を話してくれました。

フードロスの問題に取り組むプロジェクト「Food Waste Chopping Party」はSHIBUYA CAST.でフードロスがテーマの「ロングテーブルランチ」を開催。

プロジェクト詳細はこちら

http://100banch.com/projects/food-waste-chopping-party/

来場者は持ち寄ったフードやドリンクのほか、「東急ストアフードステーション渋谷キャスト店」で廃棄予定となった食材や完全無農薬の野菜で作った「キッシュ」「サラダ&グリル野菜」「黒豆のブラウニー」などをシェアして楽しみつつ、隣同士でフードロスついて考えました。

プロジェクトリーダーの大山 貴子さんは「ロングテーブルを囲みながらみんなでフードロスについて考える機会にしたいと企画しました。予想をはるかに超える人たちに来場していただき、フードロスについてのさまざまな会話や交流が生まれたので、とてもうれしい機会となりました」と教えてくれました。

たくさんの来場者によって、さまざまな交流が生まれた今年の「渋谷おとなりサンデー」。この取り組みによって、普段はあまり接点のなかった“おとなりさん”がとても身近な存在になりました!

来年は6月第一日曜日(6月2日)に第3回目の「渋谷おとなりサンデー」が開催予定とのこと。次回もぜひお楽しみに!

撮影:小川哲汰朗

マルシェに参加して見たい方必見!

7/1日~8日まで開催される、100BANCHの1周年ナナナナ祭で、マルシェを実施します。

日程は7/1(日)と7/7(土)の2日間。2日については、1F LAND Seafoodの店内を使って、コオロギラーメンやおむすびなど、今回以上のラインナップで賑わいます!

是非お越しください!

WRITER

100BANCH編集部

船寄 洋之

writer / gallery / coffee

鳥取県生まれ。アパレルメーカー、出版社を経て、横浜・反町にH.Funayose galleryをオープン。ギャラリー運営のほか、ライター業や出張コーヒースタンドもおこなう。