LEADER INTERVIEW

2018.03.03 Sat

新しい視点で「映画」と出会う。それは、新しい自分を知ること。
イベント『映画のこれから 百年先に向けて』

  • #リーダーインタビュー

「理想の映画」を語る、究極の映画イベントを———
このテーマを掲げ100BANCHでプロジェクトに挑んだ「ORQUEST」は、3月10日(土)に映画イベント「映画のこれから 百年先に向けて」を開催する。

かねてから「参加者それぞれが『映画』への思いを新たにするような会を作りたい」と話す彼らは、一体、どんな思いを私たちに届けようとしているのか?

その真意を知るために、「ORQUEST」のリーダー石原弘之さんに話しを伺いました。

 

―――このイベントを開催しようと思ったきっかけは?

専門的な分野と思われている映画 を、もっと身近な存在にしたいと考え、企画しました。 ORQUESTでは、映画に対して『見る・語る・学ぶ』という3つの視点からアプローチし 『映画を味わい尽くす』をテーマに、これからのスクリーンを耕す映画イベントを展開して いきたいと考えています。今回のイベントは、その第一歩になります。

―――第一部は、「映画の在り方を考える」。こちらはどんな内容でしょうか?

端的に説明すると、ゲストの方々と参加者の皆様とが一緒になって、映画について語り合う 場です。 「映画はどんな存在?」「映画でできることは?」「映画の未来は?」など大きな テーマから「いつの時代の映画が一番面白いのか」などの聞いたらすぐに使えそうなトピッ クまで、参加者の意見も交えながら、さまざまな視点で映画について語り合い、映画の未来 をみんなでデザインしていきたいと思っています。 その結果、各々の映画体験や、映画観を リニューアルしていきたいという狙いがあります。

―――どのような意図で登壇者を選ばれましたか?

よくある映画関連のイベントは監督と出演者が登壇して、映画作品について話すことが多い のですが、今回は作品の内容ではなく映画そのものにスポット当てたかったので、映画自体 と密接に関わっているキーマンを選出しました。 第1部のゲストの方々は、映画を製作した り、映画を届けたりといった活動に従事されている業界内の方々です。そうした人たちの想 いを知ることで、映画体験をより深めて欲しいと思っています。

―――登壇者を少し紹介していただけますか?

社会的な視点から常に「人間とはなにか?」と問いかける作品を世に送り出す映画の 企画製 作会社 「株式会社シグロ」の代表で、映画製作者の山上徹二郎さん。2人目は、渋谷のミニ シアターの歴史を支えてきた映画館「ユーロスペース」の支配人の北條誠人さん。

3人目は、古くから日本映画はもちろん、世界の映画まで幅広く、その魅力を伝えてきた映 画雑誌「キネマ旬報」の元編集長、関口裕子さん。そして、4人目は東大卒業後に 警察庁 、 マッキンゼーアンドカンパニー を経て、映画のマーケティング会社「GEM Patrners株式会 社」を立ち上げた異色の経歴の持ち主、梅津文さんです。

そ の 4 名 に 加 え 、 僭 越 な が ら 私 も 登 壇 さ せ て い た だ き ま す 。 様 々 な 角 度 か ら 映 画 と 接 し て い る方々ですので、参加者は新しい 映画観 を感じられる時間になると期待しています。

 

 

―――続いて、第二部は「脚本家に聞く!ものがたりの紡ぎ方」とあります。こちらの内容 を教えてください。

脚本家の相沢友子さんをゲストにお迎えします。相沢さんは、「人は見た目が100パーセン ト」や「ビブリア古書堂の事件手帖」などの人気ドラマの脚本や、「重力ピエロ」や「プリ ンセス・トヨトミ」など大作映画の脚本も手掛けられています。

映画に関わる人は「映画に勝るものはない」という意識が強い傾向にありますが、相沢さん は 映画を特別扱いせず、創作活動に向き合っておられます。 そんな考え方で映画やドラマを 手掛けている相沢さんだからこそ、誰も知らない映画 についての言葉がたくさん聞けると思 います。相沢さんは、脚本家としてデビューする以前には音楽活動をされていた過去があ り、第2部でアシスタントキャストを務めるSoumaさんもサウンドプロデューサーなので、 「音楽の道から、いかにして脚本家へと歩んでいったのか」という視点で、人生や生き方の お話も相沢さんから引き出せたらいいなと考えています。

―――当日は第二部をSHOWROOMで生配信する予定ですよね。

そうなのです。 SHOWROOMはどちらかというと、アーティストやアイドル、タレント志 望の人が配信していることが多いのですが、なかには役者や脚本家志望の人もいると思いま すし、映画好きの人はもちろん、ドラマ好きの人や、何らかの創作活動をしている人には、 この配信を見てもらいたいですね。

―――最後にこのイベントに向けてのメッセージをお聞かせください。

「映画を作りたい」「映画に出たい」 「映画の企画や宣伝をやってみたい」 など、映画業界 に携わりたいと考える人はもちろん、単純に映画を観ることが好きな人や、映画で心が動い た経験をお持ちの方など、映画に興味を持っている人はとにかく参加してもらいたいです。

登壇者、参加者の様々な考えが混ざり合い、最後は「ちょっと違う行動をしてみようかな」 と思えるような、参加した方々ご自身の中で、映画に対して今までにない視点が見つかる、 そんな時間を生み出していきたいです。

未来を作る実験区の100BANCHから、映画の未来を生み出す挑戦を始めます。どうぞ、宜 しくお願い致します。

3/10 (土)映画のこれから 百年先に向けて

そんなORQUEST石原さんが手がけるイベント、『映画のこれから 100 年先に向けて』は3/10(土)午後14:00から開演です。豪華映画関係者の生の声が参加費無料でお楽しみ頂けます。参加にはチケットの事前登録が必須ですので、登録をお忘れなく。

WRITER

100BANCH編集部

船寄 洋之

writer / gallery / coffee

鳥取県生まれ。アパレルメーカー、出版社を経て、横浜・反町にH.Funayose galleryをオープン。ギャラリー運営のほか、ライター業や出張コーヒースタンドもおこなう。

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