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2019.04.18 Thu

未来の買い物を体験!最新のテクノロジーが詰まったスマートストア『TRIAL(トライアル)』とは?【未来のコンビニプロジェクトフィールドワークレポート vol.3】

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  • #サスティナブル

みなさんこんにちは!
『未来のコンビニプロジェクト』の企画を担当している、旅するおむすび屋の菅本です!

突然ですが、みなさん『TRIAL(トライアル)』というスーパーをご存知ですか?
福岡市に本社を構えるTRIAL。全国233店舗(※)まで展開していますが、1番店舗数が多いのが福岡県内。(※)2019年3月現在

北九州市出身の私にとっては身近なスーパーで、本当にお世話になっていました。家から1番近いスーパーではなかったのに、通っていたTRIAL。なぜ通っていたかと言うと・・・・とにかく安い!!!

6人家族の我が家にとっては正に救世主的存在でした。とにかく安いので、カートいっぱいに買い物していましたし、他のお客さんも同じように沢山買い物をしている方が多かったです。

そのため、レジはよく並んでいました。今でも覚えているのですが、TRIALのレジの方は「レジのプロってこういうことか」っていうくらいテキパキとレジをこなされていて幼い私は感動するレベルでしたし、レジ数も他のスーパーに比べると多かったのですが、それでも購入する品数がみんな多いので、どうしても並んでしまっていたようです。

そんなレジの待ち時間を解決する新しいTRIALがあると聞きつけ、『未来のコンビニプロジェクト』を一緒に企画している大山貴子ちゃんと行って来ました!

こちらのお店、最新のテクノロジーを導入しスマートストアを目指しているのだとか。

(うん、懐かしい外観!本当によく通っていたなあ。)

 

お店に入ると見慣れないモニター付きのカートが・・

これが、『スマートレジカート』決済機能がついたカートだそう。

 

では、このカートを使ってお買い物をしていきましょう!

 

STEP 1  まずはプリペイドカードを登録

タブレットに簡単な個人情報を打ち込んで登録完了。そしてプリペイドカードにお金をチャージ。

 

STEP 2  カートにログイン!

プリペイドカードの番号をカートのモニターに打ち込みログインします。

 

STEP 3 お買い物

購入したい商品が決まったら、商品のバーコードをモニター下の読み取り部分にかざします。

春っぽく、なんだかイチゴが食べたかったのでまずはイチゴをカートへ。すると、レコメンドがモニターに!オススメ商品、練乳・・・すごい!的確なレコメンド。

(そして、まんまと購入。)

こんな感じで、購入予定商品に合わせてレコメンドや、お得なクーポンが表示されます。先ほどのイチゴ以外にも、鍋の素をカートに追加すると野菜などが表示されたり、チョコレートを追加するとコーヒーが表示されたり。「どんなものをレコメンドしてくれるんだろう?」というワクワク感もありました!

 

STEP 4 お会計

欲しい商品を選び終えたらお会計ゲートへ。

店員さんが念のため簡単にカゴの中身をチェックして会計完了。(チェックは数秒で終わりました!)会計ゲートを抜ける際に、自動でレシートが出て来て、「あ。これが会計だったんだ」というほど呆気なく会計が終わりました。

確かに、これなら並ばなくて済む。そして、レコメンド機能によって買い忘れの防止にもつながる。すごい!画期的!テクノロジーによって、日常の課題が解決されていく様子を目の前で見せてもらった機会となりました。

「TRIALって安いけど、レジ並ぶもんね。簡単な買い物は別で済ませようか」そんな言葉も減っていくでしょう。長年愛されてきたTRIALが、更に生活者にとって身近な存在になるのだろうと感じました。

あえて、何点か今後アップデートできそうな点も2点挙げてみます。

①全員がスマートレジカートを利用している訳ではなかったこと。

特にご高齢の方などはあまり利用されていないようでした。まだご高齢の方にとってはハードルは高いようです。(一方でお子さんが積極的にバーコードの読み込みをするなど微笑ましいシーンも見られました。)

②プリペイドカードの登録、チャージのひと手間

定期的に通う方が多いこと前提だとは思いますが、私たちのように通わない(物理的に通えない)人はプリペイドを登録・チャージすることはないでしょうし、通っている人にとっても、このひと手間にハードルを感じて利用していない方もいるだろうな、と感じました。

でも、ここもあまりにも最新テクノロジーに寄せると、ご高齢の方や普段デジタルに触れない方はより困惑するでしょうし…。結果『今』のベストはこのスタイルなのかもしれません。ここまで進化した会計機能を、未来ではどうアップデートしていくべきか?考えてみると面白そうです。

 

買い物をしていて、会計以外の点で気になったのは、ちょっと見上げた場所にある沢山のカメラ・・!アイランドシティ店では、Panasonicと組んでスマートカメラによるお客さまの属性・行動分析も行っているのだとか。アイランドシティ店内だけで700ものカメラを設置し、お客さんの動きや商品の動きを把握。それらを分析して業務に活かしているそうです。

そして、モニター広告。そんなに目新しいという訳ではないかもしれませんが、移り変わりの多いスーパーの広告。張り替えの手間はもちろん、ゴミ問題を考えてもモニターへの切り替えは効率的だと感じました。

 

約20年前、幼い頃から身近だったスーパーが あの頃では想像できなかった姿に進化している場面を見て、これから20年後、私たちの暮らしにとって身近なコンビニがどんな風に進化していくのか。いろんな視点で考えていきたいと改めて感じた体験となりました。

みなさんにとって「あの頃、馴染みだった場所」が、どんな風になっているのか?「なぜ、変わったのか」「なぜ、変わっていないのか」少し覗いてみるのも、未来のコンビニを考える上で面白いかもしれません。

WRITER

MUSUNDE HIRAITE

菅本 香菜

リーダー

1991年、福岡県北九州市出身。中学から高校時代にかけて拒食症を患い、最低体重は23キロまで低下。命も危なくなる経験をした。熊本大学入学後に拒食症を克服し、食の大切さを実感。大学では民俗学を専攻し、食卓について研究した。大学卒業後は、不動産会社での営業を経て、食べものつき情報誌『くまもと食べる通信』の副編集長として活動。熊本震災後に上京し株式会社CAMPFIREに転職、CAMPFIRE×LOCAL担当として全国各地の挑戦をサポートしながら地域で活躍する方々のコミュニティづくりに努める。本業の傍ら2017年5月に、旅するおむすび屋さん『むすんでひらいて』プロジェクトを立ち上げた。 三角のおむすびを結ぶのが得意。

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